『三人の女』が自己と他者との合致ならば、本作はその逆の自己の分離。前作がベルイマンの『ペルソナ』ならば本作はリンチとかフェリーニぽい。
とにかく撮影とセットが良くて、そんなすごいことしなくても、…
【冗談は幻覚に対する毒薬だ!?】
動画版▼
https://www.youtube.com/watch?v=rm2P_7qY9YM
いろんな監督の傑作選が上映される昨今。ロバート・アルトマンが参戦…
映画というイメージを疑うニューロティックな超傑作。映画は色情狂な自分から結局逃れられない、お前は病気だ、と鏡を突きつけてくる。
アホそうな夫と性欲強そうな愛人と死んだ愛人が交互に入れ替わり、扉が開か…
再見。多分3回目、なのにあんまし覚えてなかった。。。スクリーンでは初。
改めて見てシャイニングとかポゼッションみたいな怖さだなと。なんでこうなっちゃったのかがよくわからない、あまり説明しないからこ…
ロバート・アルトマンの初期傑作。
ロンドンの自宅で執筆中の作家キャスリン(スザンナ・ヨーク)は混線したような不可解な女性の電話を受ける。出かけている夫ヒュー(ルネ・オーベルジョノワ)は若い女と一緒だ…
スザンナヨークの髪の毛の色、洋服、インテリア、ダークグレイの車…すべてが素敵だし、非現実的なあのイギリスの田舎のロケーションに痺れる。スザンナヨークの役名はキャサリン、キャサリンハリントンの役名はス…
>>続きを読む久しぶりに観たが混乱する。
簡単に言うと、精神病に侵された女が自らを惑わす三人の幻影を一体ずつ消滅させていく話。
幻影はそれぞれ現旦那、死んだ元恋人、元カレ。マルセル、ヒュー、ルネ、役名と演者の名…
絵本作家であるヨークが一人語りをする内にどんどん狂気に飲まれていく。グリーン・コーヴ(アイルランドのウィックロー山地)にある別荘で統合失調症の療養生活。飛行機事故で3年前に死んだルネ(幻)と娘の親権…
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幻覚症状に悩まされ、次第に正気を失っていく女性の姿を描く。
夫が浮気しているという謎の電話を受けた人妻のキャスリンは、そのときから自分の昔の恋人の幻覚を見始める。心配した夫と二人で田舎へ静養にい…