誰もが加害者になりえるという偶然性の問題、それを断片的なニュース映像と群像劇により炙り出す。たまたま録れたというマイケルジャクソンのニュースがパンチラインとなるその偶然も、この映画の構造を牢固たるも…
>>続きを読む「わからないよ!死にたくないだろォ…?!あげときましょう…(パン!)」
かつてサンドリの「わかるー!」だったか「サム・スミス」(好きだったなー)のコーナーまとめ音源を好きな女子に聞かせたことがある…
83点
ミヒャエル・ハネケの劇場第3作
1993年12月23日。19歳の大学生マキシミリアン・Bはウィーン市内の銀行で3人を射殺。
直後に頭を撃ち抜いて自殺した。
この事件が起こるまでの犯人と被…
『セブンス・コンチネント』『ベニーズビデオ』などのミヒャエルハネケ監督初期作品。キャストはガブリエル・コスミン・ウルデス、ルーカス・ミコ、オットー・グルーンマンドルなどなど
1993年12月23日…
【感情の氷河化 3部作】完結作。
後の「コードアンノウン」の習作のような雰囲気。
映像の断片を提示するだけの前衛的な演出だが、その無機質さがかえって不気味で不穏な雰囲気を醸し出している。
ハネケが描…
私が映画に求めるものが全て凝縮されていた。
日常。日々。繰り返しの中のほんの一瞬。断片。それらが何の因果か重なり合った時、そこにドラマを見出だせるか否か。偏に個々の想像力が試される。
多くを語らず、…
セブンスコンチネントに続けて鑑賞。
こちらは頭に結末が明示される。
なるほど、ということはその大学生が中心の話なんだな。と普通は思う。
ところがすぐ肩透かし。めちゃくちゃたくさんの人物が出てくる。…
71の断片。人生の断片。数えてないから正確には分からんけど、たぶん本編のショットの断片が全部で71あるのでしょう。冒頭の字幕で、大学生が銀行で銃を乱射し、そこにいた3人を殺害、その後自分の車に戻って…
>>続きを読む断片的な世界を描くハネケの作品、やはりこういう作品を観ると最近の作品はハネケが丸くなっていることが感じられる、これもまた断片的な世界、
あと本編以外にもいろんなカラクリやメッセージがあった、メインメ…