このレビューはネタバレを含みます
シュールな画の中で繰り広げられる人々のやり取りを定点カメラで捉えていて、決まりまくった構図を見せる映画なのかなと思ったら、意外にもその中に湧き出る毒や悲哀を感じさせてくれた作品。
主人公と言ってい…
ホモ・サピエンスの涙がとても良かったので、ひとつ古い作品へ遡ったんだけど、さよなら〜は3部作の最終章なんだそうで、こりゃ順番間違えたかも……と思いましたが多分逆さまから見ても大丈夫(だと思)
避け…
他のロイ・アンダーソン監督作品同様、ワンシーンワンカットの奇天烈映画。
今作はおもしろグッズを売るセールスマン2人組が目撃する出来事が中心に描かれています。おもしろグッズを売るセールスマンってなん…
2023-117
おもしろグッズのセールスマンのサムとヨナタンは、様々な場面に遭遇する。39個の長回しワンカットで作られた物語。
シュール。とってもシュール。疲れた心に効く。シュールさの中にメッ…
おもしろグッズを売り歩くサムとヨナタンが行く先々で出会う人々のおかしくて哀しい日常を描く
39のエピソードを1シーン1カット、つまり全39カットを定点カメラで撮影しています
全て自社スタジオ内の…
人類は、悲しみに馳せている。
隣人の故障、敗戦を期した王の凱旋、看板娘の消えたカフェ、小石が入った靴。
そのどれもが、歴史上ありがちな光景で煩わしくて、とても人間らしい。しかし、そんな気持ちの機…
(c)Roy Andersson Filmproduktion AB