ゴダールにしては見やすい印象。
ストーリーラインの主軸に対してゴダール自身が投影されてるのであろうのは汲み取れる、カミーユの心情がわからないであろうポールが苦悩するのだが個人的にはカミーユの心情のほ…
恐らく初ゴダール。赤と青の対比が印象的なオープニング。この二色は作品全体を通して、明らかに意図的に配置されている。
「オデュッセイア」のオデュッセウス(ユリシーズ)とペネロペをポールとカミーユに対比…
映画の脚本を書いて糊口をしのいでいる作家(ミシェル・ピコリ)とその妻(ブリジット・バルドー)との愛のいざこざを描いた映画論映画。今まで観たゴダールの中では一番面白く感じました(単にこちらが慣れてきた…
>>続きを読む冒頭の赤と青の光でおっと思ったが、話が普通過ぎてつまらない上、繰り返されるクラシックで睡魔が襲ってくる。オデュッセイアの神話を解していればまた違ったかもしれない。フリッツラングいいおじいちゃんですね…
>>続きを読むどんどん心の距離が離れ関係が冷めていく様が芸術的写し方でありながらリアルに感じられる。
舞台となるマラパルテ邸も二人の心情に沿うように二つの床が交差する場で秀逸なロケーション。
物語の結末があまりに…
最初のシーン、映画の撮影現場で映される移動車に乗ったカメラマンがラウル・クタールだそうだ。
「勝手にしやがれ」のカメラマン、ヌーベルバーグを支えた重要人物。ゴダール作品はもちろん、トリュフォーの作品…