風櫃(フンクイ)の少年に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)- 2ページ目

「風櫃(フンクイ)の少年」に投稿された感想・評価

侯孝賢監督作品。面白かったです。最初の風櫃の映像が瑞々しくて侯孝賢監督が撮る田舎の風景はどこか懐かしさを感じるので大好きです。高雄の映画館と騙された廃墟ビルから見える景色がとても印象的で本当に映画館…

>>続きを読む
shinichiro

shinichiroの感想・評価

5.0

◎ 鑑賞しながら思わず自分の思い出まで振り返ってしまうような青春映画。フンクイ、高雄(カオシュン)、基隆(キールン)、台北(タイペイ)と台湾の様々な地名が会話の中で出てきてなんだか楽しい。ドア枠を使…

>>続きを読む

田舎も都会も台湾の風景は本当に好きだ。
カラーでワイドなビル11階からの眺め。
女の子皆可愛い。
少年どもは地元の島じゃ駆け回っていたのに、都会じゃ人波に被りまくって姿と見えない時がある。
主人公は…

>>続きを読む
fujimi

fujimiの感想・評価

4.5

この映画に出てくる風櫃の風景に心を鷲掴みされた。ドア越しに見える青い空と海、殺風景ながらも台湾の湿度を感じさせる画面が素朴で美しい。
侯孝賢をはじめとした台湾映画に対して日本人観客がまず思うのは懐か…

>>続きを読む
犬飼

犬飼の感想・評価

5.0
台湾ニューシネマ初鑑賞。
自伝的題材を扱った映画はだいたい傑作になってしまうんでしょうか。

大学で映画観れるのもこれで最後になりそう。まだまだ観たい作品は沢山ありましたが卒業です。
ぺん

ぺんの感想・評価

4.4

ヴィヴァルディの四季にのせて少年期の終わりが描かれる。
喧嘩に明け暮れた港町フンクイを飛び出し、地方都市・高雄でもがく主人公アチンたち。
憧れていた父、姉、歳上の女性、友人たち、全てが移ろい取り残さ…

>>続きを読む

このレビューはネタバレを含みます

回想をしながら話が進んでるわけではないのに昔の思い出のように、甘さと胸がキュッとする感じが頻繁にあった!特にアチン達が浜辺で戯れたり高雄へ向かって右往左往したりするシーンが現在の時間軸なのに既に過去…

>>続きを読む
ゆき

ゆきの感想・評価

4.1

カラーでワイドな世界

ゆったりと人生をかいつまませてもらう至極の時間。
でも当事者からすれば一瞬に思えるほど色々起こっているのだ。
多くは説明しすぎず、画に語らせる101分。
表情の繊細さに笑けた…

>>続きを読む
建設中の高層ビルのむき出しの窓辺に立つ彼らの後ろ姿、入れ子構造の映画的ショットに心を持って行かれる。
yukina

yukinaの感想・評価

5.0

私たちの言葉にできない出来事が描かれていて言葉にするのが難しい。アパートの構造と心の距離のリンクする絶妙さ、、触ったら壊れてしまいそうで見守ることしかできない繊細さ。。びしょ濡れで踊ってるシーンなん…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事