めちゃくちゃ好きなやつだった。主人公である少年が大人になる直前の悪友や片想いの相手、親の家族像をなぞることなどに対する葛藤についての物語であり、モラトリアム映画。それと同時に、日常、そして自分の過去…
>>続きを読む雑踏が映し出されても、血気盛んな若者が映し出されても静かなんですよね。
なんとなくでしか捉えられない憂鬱さがずっと流れてて。
期間限定の若い時間。
いや、いつ何時も期間限定の、一回性の時間を生きる…
やっと観ることができました。
バナナパラダイスの2人が出ていて嬉しくなりました。
候孝賢の映像はきれいです。特に構図が好きです。
高雄は訪れたことがありますが、昔はあんな風だったんですね。
侯孝…
台湾青春映画観る
小さな漁村風櫃で育った少年達が
故郷で警察沙汰起こして高雄に
旅立つがの話
1983年ホウ・シャオシェン初期作
で洗練さには程遠いけれどこの世代
の少年の痛み伝わり寂しげです
…
若者の瑞々しさ、焦燥感、恋愛や友情、家族。監督の自伝的な内容という事もあり、監督自身の当時の感情を映像として切り取っているような、素晴らしい映画だった。思い返しては各シーンの素晴らしさを反芻している…
>>続きを読む密やかな青春の終わり。喧騒とばか笑いの陰で、いつでも追いかけてくる憂愁の足音。陽にやけてゆく父親とそのへこんだおでこの下にある目にぼくはもう映っていない。
このいつまでも青空を覆う灰色の重たげな雲み…
早稲田松竹にて鑑賞。(ホウ・シャオシェン監督特集、2本立て)
久しぶりの早稲田松竹。前回もホウ・シャオシェン監督2本立て(『悲情城市』&『黒衣の刺客』)であったが、今回も混んでいた。(平日なのに…)…