このレビューはネタバレを含みます
ずっと前から観たかった作品。
今までずっと観る術がなかったのですが、今年は「侯孝賢監督40周年記念」ということもあり、その企画で本作が名古屋のシネマスコーレさんで上映され、本日念願かなって観ること…
侯孝賢らしさというものがまだ全然掴めていないんだけど、これはあまりそういうのを感じさせない、わかりやすくカッコいい映画だった。回想の強引な挿入、浮きまくりの音楽、画面ひとつひとつの完成度と語りの切れ…
>>続きを読む好きな女の部屋の明かりが消えた瞬間に主人公が家から飛び出すカットがつらすぎる。ただ、友情と故郷だけは変わらず帰りを迎えてくれる。ホウ・シャオシェンにしては希望のあるエンディングでよかった
父親の回…
周りのみんなはどんどん次のステージへ進んでいくのに、自分だけ時が止まってしまっている感覚。
共感しかなさすぎて観るのが辛くなってきたから、「主人公の兄貴、古田敦也に似てんなぁ」とかそんなこと考えて頭…
ホウ・シャオシェンはなんでこんな画を撮れるのだろうか。郷愁に震えて泣きそうになる。
悪ガキ仲間たちと故郷、淡い恋とままならぬ社会。青春映画の傑作。
この時期に小津の影響があったのか知らないけれど、…
最高!!ジャケよすぎるしジャケのシーンよすぎるし、それ以外もずっとよかった!ザ田舎な地元・風櫃も家出して飛びこむ地方都市・高雄もそれぞれ絵が素晴らしいし、非行少年4人(上京後は3人)の害のない動物み…
>>続きを読む主人公の少年の表情が本当に印象的。彼のまわりで起きるいろんな出来事、悲しいことや辛いこと、切ないことがあるんだけどそれを受け入れていくさまが、見ていて胸が締め付けられる感じ。
セリフはそれほど多い…
「何も起きてない」なんて言えるのは僕たちが大人だからだろうよ。もはや自分たちは子供としては生きられないこと知る決定的な瞬間が丁寧に丁寧に積み重ねられていく。おっさんばかりの窮屈な映画館と、自分たちだ…
>>続きを読むめちゃくちゃよかった。もしかして侯孝賢ってすごい人ですか? いろいろ再見したい。
ダメな青年たちの話だけど、結局みんなちゃんと働いていてえらい。働かないで毎日惰眠を貪る自分のような人間は後ろめたくて…