50年後のボクたちはの作品情報・感想・評価 - 5ページ目

50年後のボクたちは2016年製作の映画)

Tschick

上映日:2017年09月16日

製作国:

上映時間:93分

3.8

あらすじ

14歳のマイクはクラスのはみだし者。同級生からは変人(=サイコ)扱い、両親の仲もうまくいっていない。そんなある日、チックというちょっと風変わりな転校生がやって来た。夏休み、2人は無断で借用したオンボロ車ラーダ・ニーヴァに乗って南へと走り出す。 旅の途中で訪れる、いくつもの出会いと別れ。 やがて無鉄砲で考えなしの旅は、マイクとチックにとって一生忘れることのできないものになっていく――。

「50年後のボクたちは」に投稿された感想・評価

ドイツで200万部を超えるベストセラー小説、ガング・ヘルンドルフの『チック(14歳、ぼくらの疾走)』の映画化。




ちょこっとあらすじ

マイクは14歳。クラスメイトのタチアナに片思い中だが、臆病者で話しかけることができない。クラスでははみだし者で、授業でアル中の母親についての作文を読むと、同級生から「変人(サイコ)!」と笑われ、先生から大目玉を食らう始末。
ある日、担任が転校生を連れてやってきた。チチャチョフという聞き慣れない名前。
「どこの出身か自己紹介を」
「面倒くせえ」
どうやらロシアのかなり遠い所から移住してきたらしい。目つきが悪く、変な髪型で二日酔い。とんでもない奴がやって来たと、転校生・チックの噂はすぐさま学校中に広まった。
夏休みが始まった。
ある日突然、チックが青いオンボロのディーゼル車“ラーダ・ニーヴァ”に乗って家にやってきた。
「盗難車か?」
「借りただけさ あとで返す」
「捕まるぞ」
「俺は14歳だ 刑罰は15歳からさ」
恐る恐る、車内を見渡すマイク。
「ドライブに行こうぜ」
そして2人はチックの祖父が住んでいるという“ワラキア”を目指して旅に出た。
トラブルに遭遇しながらも旅の途中でいつくもの出会いと別れを繰り返していく。やがて無鉄砲で考えなしの旅は、マイクとチックにとって一生忘れることのできないものになっていく――。(公式サイトより)




感想

去年、観た『グッバイ、サマー』のような作品。



青春ロードムービーっていう設定も、登場人物のカンジも似てる。主人公が繊細で、ひ弱そうな少年で、その相棒がガサツで強そうって言う。


夏休みのものがたりは、夏の終わりに観るのが向いてるのか?



14歳

怖いものなし

なんだって出来ると思っていた。




ちょっと変わり者で、なんとなく浮いている、はみ出し者の主人公のマイク。(うん、わかるよ、おばちゃんは。おばちゃんもこういうタイプだから😤)


ある日、ロシアのかなり田舎の方から転校生チックがやってきた。


しかも席は主人公の隣。


なんか臭いし、二日酔いみたいだし、変な髪型だし、服装がきちゃない。好かれる要素なしだ。でもね、頭はいいのだ。



そんな異端な2人だけが、クラス1の人気者でかわい子ちゃんの誕生パーティー呼ばれなかった。夏休み最初の、その出来事で、なんともお先真っ暗なカンジになってる主人公マイク。



だってマイクだって彼女のことが好きなんだから。密かに彼女のプレゼントだって、ずっと前から用意してるのに…。愛情いっぱいで誰にも真似できないモノをね…



そして大好きな母親はアルコール依存を治すため療養所に行ってしまうし、それをいいことに父親とは出張といいつつ浮気三昧だ。


夏休みだってのに一人取り残されたマイク…



の前にー





あの嫌われ者のロシア野郎が現れて…


盗んだ車で走り出すのだ💨💨💨



夏休み、

少年2人のロードムービー、

しかも車。(盗んだから、お手製かの違いはあるけど…)

14歳って…


まさに『グッバイ・サマー』ぢゃありませんかー




爽やかな、とも、ちょっと違うし、だって完全違法だしね。でも妙に清々しいのだ。


幾多のトラブルに巻き込まれながら、少年は確実に成長して帰ってきたよね。



途中『天国の口、終わりの楽園』っぽい展開になるのか?と思うが、ならない。


儚い恋ごころに、ほろ苦い経験もし、少年から、ちょっとだけ大人の階段を上ってるカンジが、観てるこっちまで照れ臭くなる。そしてきゅんきゅん💓




夏休みが終わり、

新学期、

成長し、

強くなって戻ってきたマイクを見て、

クラス1の人気者のかわい子ちゃんはがいい寄ってくるけけど、No thank youってカンジで、クーッ、COOL!



もう、こういうの単純に好き。




でも相棒チックが切ないな…



原題は『TSCHICK』。邦題は少年たちが旅の途中で出逢った女の子と『50年後、ここで会おう』と言ったのがタイトルになっている。



約束とは破る為にあるとは思わないけど、
50年後の約束は多分、果たされないんだろうな…




そういうもんだ。



若さは一瞬、あっと言う間に過ぎてしまう。



青春とは、だから美しいのだ。





そんな14歳の一瞬を切り取った本作が面白くないわけがない。←個人的趣味ですが…





【78点】





2017.10.12 ヒューマントラスト有楽町







https://ameblo.jp/bird210bird/entry-12319277602.html
ずん

ずんの感想・評価

3.8
とても良かった

マイクとチックは最高のバディでした
思うようには行かない現実を受け止めて悔しさをバネに旅に出たマイク
謎な転校生のチックとの旅を得て成長して色んなことが吹っ切れたのだな
ああゆう時期に経験したことは後に大きな財産になるんだろう きっと
夏

夏の感想・評価

4.8

個人的2017年ベスト1!!
今後ひとにオススメしまくる一本!
何がいいかってもーひたすら楽しい!
93分ずーっと和やかに見れた!

あらすじをざっくり言うと
主人公マイク。冴えない14歳
転校生チック。いわゆる悪ガキ
たまたま席が隣同士になり暇を極めた夏休み
なぜか車盗んでなぜか運転できちゃう(笑)
チックがマイクのどこに惹かれたのか
マイクがチックに何故心を開いたのか
細かい描写はあんまり無いけどそんなの
気にしないくらいとにかく破天荒すぎる!(笑)

マイクの両親との関係性もよかったなあ
母、父2人の意見が完全に別物なんだけど
1人だけでも寄り添ってあげられるのが
思春期の息子にとっては一番かもね。
ただ、いい意味で蛙の子は蛙だったけど。

完全に犯罪(酒タバコ無免許運転・盗難等)
になるから真似は出来ないけど
なんかいいなって思える青春ムービー。

50年後のわたしは何してるかな〜
【2017/139】
これぞ青春ロードムービー!いい映画みたわー
ぱな

ぱなの感想・評価

3.8
一生の思い出になるんだろうな、こんなん。
こうた

こうたの感想・評価

3.6
チックの物語と言って良い。
チックが不在で終わる物語。

ただ、チックが盗難車でマイクのうちを訪ねた理由が分からない
とみい

とみいの感想・評価

5.0
有楽町ヒューマントラストシネマ
2017.10.14
よかった。

マイクとチックの関係がよかった。
序盤で無理矢理チックに連れてかれたパーティでマイクがちょっと自信つけて、そこから2人の関係が深まってくのもワクワクしたなぁ。

終盤でマイクがチックを呼び止めるとこ、鳥肌立って涙が出そうだった。

また観たい。
み

みの感想・評価

2.9
冴えない14歳の少年、憧れの女の子、変人の転校生と仲良くなって二人で旅へ。え⁈この設定、グッバイサマーとまるっきり同じじゃんか‼︎主人公の髪型まで‼︎と前半キレそうになりつつ、結果的には失礼な言い方だけどそこまで悪くはなかった。チックとイザの背景が不明過ぎるなど人物の描写、関係性をもっと前半に細かく、丁寧に描いていたらもっと共感出来たと思った。特にチックはもっと思い切り悪い感じを出して欲しかった、中途半端さが気になってしまった。
いの

いのの感想・評価

3.9


ちょっといっちゃっててヤバい転校生にツボり、ドライブのさなかにかけるリチャード・クレイダーマンにツボり、出会った少女に切なくなる。


主人公マイクの母はアル中、父は不倫中。でも、特にそれについて主人公があーだこーだと心情を語らない、そんな今作の描き方が私は好きです。旅先で出会った少女も、最初はむさ苦しく見えるのに、途中からめっちゃ切なくて美しい少女に見えてくる。


よくある話のようにも思うのですが、なんというのか、エッジが効いているというのか、他とは似て非なるものというのか。私からすれば、今作はロックです(きっと思い込み)。クソ可愛い映画。クソいけてないのにいけてる映画。


余談
転校生チックは、ユダヤ系ロマだと言っていましたが、若かりし頃の小林旭になんとなく似ていると私は思いました(若かりし頃の小林旭の映画を観たことはないのですが、なんとなくそんなイメージです)。どことなく転校生チックは、日本映画の、古き良き往年のスターに似ている。言い方とか、立ち振る舞いのこざっぱりした感じとか。