▶︎ある美術館の展示作品をめぐって起こる大騒動を毒とユーモアたっぷりに描いた悲喜劇
現代美術館のキュレーター・クリスティアンは、現代社会のエゴや格差に一石を投じるアート「ザ・スクエア」を展示する。…
『ザ・スクエア 思いやりの聖域』
第70回カンヌ国際映画祭パルムドール受賞作。
美術館に新しく展示される作品「ザ・スクエア」。その広告動画と美術館のキュレーターである主人公が巻き起こす騒動を中心に、…
このレビューはネタバレを含みます
面白かったのはスマホと財布が無事に返ってきたとこだけ。
最後まで、ラストシーン1つで、この映画に価値が出るかも…という雰囲気はあったので、期待して観ていたけどそんな場面は訪れず。
シーン1つ1つがバ…
思いやり。
自発的な優しさもあれば、罪悪感からくる優しさだったり、世間の目を気にした偽善的なものであったり、見返りを期待した計算だったりもする。
健常者は障害者に対して優しくなければいけない。
大…
昔シャルリーエブドゥを称賛していたヨーロッパに対し、ジャップと文化的土壌が何もかも違うんやと驚いていたが、この映画における風刺の位置付けも同様な所管。
思いやりの聖域というキーワードが、美術館運営…
クリスティアンに対して不条理な出来事が立て続けに降りかかってくるけれど、どれも客観的に見ればくすっと笑える程度のもので、シニカルさを感じました。
とはいえ映画自体は長丁場だったので、見終わったあと…
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