渡米後のエルンスト・ルヴィッチ監督作。
当初『笑わない女優』と言われたグレタ・ガルボが、作中で大笑いしたことでセンセーションを起こした作品。
ソ連の合理主義、実存主義、警察国家を風刺した映画であるが…
1939年という超微妙な年のパリが舞台のアメリカ映画。翌年ドイツに占領されるやんけ。
恋する2人には、戦争もイデオロギーも関係無いということで。
ところで写真の中のレーニンが笑う、という技術はどう…
ニノチカの予測に反して、彼女に簡単に恋してしまう人類は絶滅する事なく80年以上生き延びている。あなたが笑うと僕も嬉しい。ここでがっつり勉強させてもらったワイルダーはこのパターンを量産していく。ツン2…
>>続きを読むエルンスト・ルビッチ監督によるロマンティック・コメディーです。ルビッチ監督を師と仰ぐビリー・ワイルダーも脚本として参加。なるほど、粋で上品なコメディーのルーツのひとつなわけだ。
舞台はパリ。外貨を…
グレタ・ガルボがどんなジョークを言われてもぴくりとも笑わない。
一生懸命笑わせようとするのがいじらしい。
全体的にシリアスな感じで進むのかなと思いきや、そこはビリー・ワイルダー。
ロシアの3人組も…
映画を観て声を出して笑うことはあまりないが、まさかジャンルとしてあまり好きでないラブコメディで、しかも80年前の映画で笑うとは。あの3人組がいい味出してる。オチだし。
初登場のニノチカが、あれほど…
この映画、好きだなぁ✨
愛想がない、ロボットのような話し方の女性が、こんなにも可愛く見えるなんて♡ それは見た目だけでは分からない心の温かさがあるからなんだと思う。お国同士の問題も興味深く、話をグッ…
新型コロナウィルス騒動で気が滅入る話題ばかりなので、楽しい映画を観たいと思って、エルンスト・ルビッチ監督の『ニノチカ』を観た。4年ぶりの鑑賞。
久しぶりに楽しく笑える映画、さすがルビッチ!
この映…
このレビューはネタバレを含みます