ロマン・ポランスキー監督の映画は本当に考えさせられる。
19世紀末にフランスで起きたユダヤ人将校冤罪事件、ドレフュス事件を基にした作品。
現代にも通じるメッセージが強烈。
最期のシーンはかなり考え…
このレビューはネタバレを含みます
❶相性:上。
➋時代:1895年1月、ドレフュス大尉が軍籍を剥奪される儀式から幕が開き、1896年、1897年、1898年、1898年と事態が進み、1899年に大統領特赦で釈放され、7年後の190…
ジャン・デュジャルダン目当て。ほとんど史実に忠実だそうで、名前くらいは知っているドレフュス事件の細かな経緯と、ピカールのその後まで丁寧に描かれていた。
現代の警察や裁判結果と似たような話がフランスに…
捏造
隠蔽
騙し
裏切り
史実に基づいた作品にこんな事を言うのは良くないと思うんですが、めちゃくちゃ好みで面白かった。
1800年代後半のフランス軍で起こる冤罪事件。
真実を隠す軍関係者。
過ち…
131分緊迫感のあるストーリー展開で飽きさせない手腕が凄い。
「ユダヤ憎し」の感情の渦に飲み込まれ、公正な判断をするどころか事実を押し隠し証拠を捏造しながらも高らかに正義を叫ぶ軍部と熱狂する民衆。遠…
主人公ピカールは、弁護士、ゾラなど支援者と共に、ドレフュスの冤罪を晴らそうと、自ら獄中の人となっても国家権力と闘う。そしてラスト、自由の身となったドレフュスがピカールを訪れ、自身の身分に不満があるこ…
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実際に起きた冤罪事件であるドレフュス事件を、『戦場のピアニスト』のロマン・ポランスキー監督が映画化。
ナチスものでもなく、第一次世界大戦ものでもない歴史ドラマだけあって、時代考証も楽しみに鑑賞し…
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