原題を訳すと「姉弟の夏の夜」になります。日本配給のメインビジュアルは思いっきり昼になってるのが巧いなとは思いますが、心地よい昼の時間が終わり、夜を迎えて隠せなくなる不安な気持ちに、主人公のオクジュと…
>>続きを読む思春期の少女の視点から見た家族と過ごす夏休み
新人女性監督ユン・ダンビが描くヒューマンドラマ
素敵な映画にまた出逢えました、!
私たちの記憶に残っている家族の日常風景が
あまりにも繊細…
自転車の下り坂と同じ背景で家族の姿が映るのが印象的。その後の引きと明らかに繋がってない‥そのショットが重要だったのはわかるけど、
序盤におじいちゃんが飲んでた汁物に砂糖入れてたけど、なんだったんだ…
実写版ぼくの(わたしの)夏休み。
ノスタルジーが殺しにかかってきてる。
子役2人の演技が異常。本物の姉弟にしか見えない。リアル弟の私が言うので相当です。
人が成長する過程をじっくりと捉えた日常風景の…
監督は小津安二郎監督や相米慎二監督が好きらしく、古き良き日本映画の雰囲気を感じる作品だった。
台湾ニューシネマの雰囲気が一番近いとは思うけど。
いろんなことがちょっとずつ分かってくるタイミングでもあ…
フィックス主体のショットと抑制された演出で綴られるホームドラマ。基本的には正攻法にドラマを語っていくので小津というよりは是枝フォロワーというのが一番正しいかなと。自転車のシーンの長回し、トマトを渡す…
>>続きを読む弟、うっとうしい。
おじいちゃん、どうしよう。
お父さん、…。
お母さん、…。
となる感じ。
うんうんと、共感できる懐かしい思春期と、多くの人が通るような日常が丁寧に描かれていた。
おじいちゃん…
親父がハマケンに見えて仕方がなかった。
『はちどり』ほどリリカルではないし主人公が置かれている状況はハードじゃないしフェミニズム寄りでもない、けど、こういった作家が出てきているところに韓国映画界の…
☆☆☆★★★
映画が始まり、延々と続く淡々とした映像を見ながら少しばかり戸惑っていた。
スクリーンに映っていた若い女の子の姿は、まるで昨年のコロナ禍の渦中に、自分の身の回りで起こった姿を見ている様…
家族にしかない温もり、家族には求めてしまうもの / 記憶に留められた日常の景色、暮らした家の空間に息づいたもの、が描かれていた。
美形の顔なのに豊かな表情を見せるヒロインの方が良かった。
(実話…
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