「普遍的なテーマを余白と文学的表現を多用して描く」という小規模系邦画にありがちな文法を懇切丁寧に上手くとりなしている批評家とシネフィルに絶賛されそうな作品(実際されてる)。ワールドワイドでもこういう…
>>続きを読む村上春樹の文体に寄り添った映画だった。
心地の良いリズムだった。
棒読みの朗読を続けるのは、物語の文脈に載せられた感情を排除した先にある言葉そのものの意味を観てほしいという願いなのだろうか。
『…
他人のことを知るには自分を深く知る必要があるし、乗り越える強さを持たないといけない。。
死という悲しみを抱えた者がお互いに心を近づけていく様子が、あの赤いサーブの中で、走らせた場所で起こっていて本…
またも村上春樹さん原作の映画に置いてけぼりにされてしまった
たくさん賞を取り評価も高いから、私の感性が鈍いんだろう
小説も難解だけど文体が好きで
岡田将生さんの美しさと演技は衝撃的だった
ダビデ像…
みさきの「音さんのその全てを本当として捉えることは難しいですか、ただ単にそういう人だったと思うことは難しいですか」っていうセリフ、正しいとか間違いとかじゃなくて個人をちゃんと真っ直ぐみている気がして…
>>続きを読む生きていくほかないのだ、という最後のソーニャの手話でのセリフのシーンが素晴らしかった。
そのシーンが活きるためにも西島秀俊も三浦透子も、そしてパク・ユリムも描かれているのだ、ということが終わってみる…
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