ホロコーストの罪人の作品情報・感想・評価 - 4ページ目

「ホロコーストの罪人」に投稿された感想・評価

bunroku

bunrokuの感想・評価

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ホロコーストもんは見るのがつらい。ナチやその協力者の冷酷や残虐を眺めているうちに、そのとんでもなさにむっちゃ腹が立ってくる。でもよーく考えてみると、そんな人々にも純情可憐な幼年期があったはずで、そう考えてみると自分のなかにもそんな方向に進んでしまうかもしれない悪い種子が潜んでいるようにも思えてきて、そのことが怖い。悪い種子は拡がって、この映画ではノルウェーまで侵攻。家族愛まで破壊してしまう。ナチの爪痕の深さと広がりをあらためて教えてくれる、意義のある映画でした。
Hitommy

Hitommyの感想・評価

4.3
これは見るべき
ホロコーストってドイツの話が多いけど、実はノルウェイ人も虐殺に加担してたんだっていう、ノルウェー人監督による事実解明の映画

アウシュビッツでの描写も細かくて、かなり内容はしんどいので、精神状態が不安的な時に見るものではない
よく耳にするガス室での場面はもう涙なしでは見れない
のぎお

のぎおの感想・評価

4.0
観たあと立ち直れずにはや2時間。
この題材自体、軽くないことはよく分かって観たつもりだったけどとにかく心が重くなって仕方ない。ドイツとかポーランドじゃなく、ノルウェーだったところが観ようかなと思ったきっかけだった。


シンドラーのリスト、戦場のピアニスト、ライフ・イズ・ビューティフル、ブラックブック、縞模様のパジャマの少年、ジョジョラビット、ヒトラー最期の12日間、ユダヤ人を救った動物園………色んな作品を見てきたけれど、なんだろう。固定の家族に注目した作品とあまり出会って来なかったから……??親子仲も夫婦仲も4姉弟仲も良くて、親切な温かい家族の暮らしを先に見せられてしまったから…??

家族がバラバラになることが辛くて、自分と家族に置き換えて考えてしまったらもう頭抱えてしまう。

ざわざわとしていたのが一転、無音になるとその辛さが更に増した。しばらく引きずりそう
のっぴ

のっぴの感想・評価

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ノルウェーの歴史に付いては正直文章自体でしか表現してないんだけど、実在した家族に関しては感情移入しやすい演出をされていて見やすかった。
ちゃんとアウシュビッツのガス室まで描いてくれてるし、こういった出来事は忘れてはいけないよね。
しかし、60年ほど経って政府が正式に謝罪って中々に狂ってるし権力によって人の人生めちゃくちゃにされるって本当に理不尽で悲しい。
あと奥さん美人で、最終的にあの結末も中々辛い。
Yu

Yuの感想・評価

4.0
これは凄まじい映画。
ノルウェーの秘密警察がホロコーストに加担していたという負の歴史を扱った映画。
あくまでも一つの家族に焦点を当て、日常を描いているため、何の罪もない人たちが突然強制収容させられ虐殺される恐怖が際立ってくる。
シャワー室のシーンまで描いており、絶対にこの歴史を忘れてはいけないという覚悟が伝わる作品だった。
日本でもこのような過去の負の歴史を反省するような作品がたくさん出てきて欲しい。
gale

galeの感想・評価

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観るか躊躇ってたけど良かった。レビュー少なくない…??

この夏に映画館で見た「復讐者たち」や「アウシュヴィッツ・レポート」のようなホロコーストを描く映画の中でも、自分的には1番残虐さを描くことでホロコーストの事実の残酷さを描こうとしていた映画だったなと思う。

国には、社会のマジョリティがナチスドイツの政策を容認してしまったこと、抗わなかった責任がある、そういう自覚を描いていた。自分たちは被害者だからこんなことをしても仕方なかった、そのマジョリティの意識への自覚の描写が良かった。
主人公チャールズの奥さんの、「自分はアーリア人だから巻き込まれずに済む」というような安心感や他人事感が、ユダヤ人に対する迫害を後押ししたんだろう、その描写が1番痛烈だったし、今社会で起きている様々な問題にも通底するんだろうと思う。自覚しないといけない。
you

youの感想・評価

3.6
ノルウェーがホロコーストに加担していたという史実をユダヤ人の家族の視点から描いている作品です

不穏な空気漂う作戦会議みたいなシーンから始まり、後の展開や結末を想起させる感じでスタートします・・・

この作品、具体的な虐殺シーンは描かれてないのですが、それを描いていた場合よりもより悲惨な事実が突き刺さってくる感じがしました
やはり巻き込まれる家族の幸せなシーンを描いてるので、唐突に家族が引き離される展開にショックを受けてしまいます
家族みんな良い人過ぎです・・・

差別、迫害を受け愛する家族と引き離されまともな環境ではないのに決して失われない家族の絆が胸を打ちます(;ω;)

エピローグで家族の結末が淡々と流れていきますが、ホントに苦しいです
二度とこのような悲劇を起こさない為に小さな事でも出来る事からやっていきたいですね

最後に、劇中で一番印象に残った言葉はユダヤ人を集めてノルウェーから船で移送するという命令が来た事を知った女秘書の一言

「やっと追い出せる」

この一言にいろんな負の要素が詰まってる気がした
題材は良いのに活かしきれていない、もったいない作品でした。

脚本と演出とテンポがよくないので最初の15分で飽きてしまい、それからも退屈な感じでとても長く感じました。

題材としてはとてもよかったで、本当にもったいないと感じました。

同じ題材で違う脚本と演出の作品があればぜひ観たいです。

主役がAlan Walkerに似ているように見えてしかたなかったです。
lily0x0

lily0x0の感想・評価

4.0
今期公開のホロコースト系作品はアウシュビッツレポートしか観ていませんでした
こちらはノルウェーのお話ということで気になって鑑賞

ホロコーストで特に有名なのは絶滅収容所の中でもアウシュビッツだと思いますが、それ以外にも収容所はたくさんありましたし、各国に住むユダヤ人が影響を受けており、映画にするとしても題材は山のようにあるのだと思います

今回は実在したノルウェーにいたブラウデ一家のお話です。
この作品からは、当時はユダヤ人がどういう扱いをされ、どうなっているのかということがまだ知れ渡っていないので、いきなり逮捕されて、船に乗せられて、訳がわからないままだったということがとてもリアルに伝わってきました

以下ネタバレ含みます









それでも観ているこちらは結末がわかっているから、とても胸が締め付けられ、本当に辛かったです
特にあとラストの沈黙のところがきつい
労働者として使えない者たちは着いて即ガス室送りなのだけど、シャワーを浴びると言われ、自分の番号を覚えておくように言われたらまさか出て来られないなんて思わない
あの寒い中裸にさせられ、それでも長距離ぎゅーぎゅーの列車に乗せられてきたものだから、シャワーと言われても違和感もないかもしれない

数日経ってこの映画を考えた時に私が思い出したのは、ラストのサラとベンゼルの夫婦のこと
実際はドナウ号🛳に乗る前も、アウシュビッツに着いてからも、映画のようにきれいに再会はできてはなかっただろうなと思うから、もっと現実は辛かったと思いました
船に乗る前に見つけて名前を呼ぶシーンや、寒い中服を脱げと言われ身を寄せる夫婦の姿を思い出すだけで泣けてきてしまいます
なんでこんな目にあわなきゃいけないんだろう…
結局ハリーとイサクはアウシュビッツで労働させられ亡くなるし、もう悲しすぎました

ここまで実在の家族に焦点を当てられていると、感情移入してしまって、とてもとても心に響く作品となりました

忘れてはならないのがナチスのホロコーストの動きに、ノルウェー自国が加担していたということ
秘密警察だけでなく市民までもが同胞をユダヤ人だという理由で、手のひらを返したように迫害する

最近になってやっとノルウェーは自国の罪を認めたようで、それもあってこの映画が製作されたと思いますが、二度と自国の中で繰り返してはいけない過ちなのだと思いますし、ノルウェーで本当に語り継がれなければいけない事実だと思いました。
そして、この事実を映画で知った私のように、映画を通してこの事実が知れ渡ってほしいと思います。

ノルウェーのユダヤ人も2パターンに分けられて、アーリア人と結婚していたことがチャールズにとって幸運だったことは後から調べてもよく納得できました
映画きっかけでいろいろとまた歴史を知れてよかったです

ちなみに、チャールズが車に刻んだホーコン7世という名前。
調べたら、ホーコン7世に関する話、ヒトラーに屈しなかった国王という映画になっているそうですね。
これから鑑賞します。
ノルウェー最大の罪という負の側面を描くという触れ込みだったが、その点は正直あまり上手く描けてなかったと思う。根底にあった反ユダヤ主義もあまり見れないし、最後の文字での説明で無理矢理まとめてしまった感がある。迫害されアウシュビッツで殺されるユダヤ人家族のファミリーストーリーという面でしか描けてなかったかな。あとちょっとBGMが全体的に多用されすぎてる感もあったけど、最後のアウシュビッツでの無音シーンは良かった。
自国の負の側面に向き合うことは簡単じゃないんだなって思ったけど、決して目を逸らしちゃいけないし、やろうとしたことは伝わってきた。大事。

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