監督はカンヌ国際映画祭パルムドール受賞のジェーン・カンピオン。
インテリだが荒くれ者の兄フィルと繊細で紳士な弟ジョージ。
ジョージがローズ(未亡人)とその息子を迎え入れたことにより、フィ…
男的な強さとは、弱さと寂しさの裏返しではないのか?
伝統的な”正義のカウボーイ”による闘いを描写した西部劇ではなく、「Revisionist Western /アンチ西部劇」というジャンルに当ては…
◎80点
Netflix作品ですが、アカデミー賞でノミネートされたので上映され、劇場鑑賞できました。
第94回アカデミー賞で本作は最多ノミネート(12部門)され、監督賞を受賞🏅
タイトルの『パワ…
有難い再上映での劇場鑑賞。
文句の付けようがなく、とても自分好みの作品だった。
心ざわめきながらゾクゾクする感情が共存する不思議な魅力を持った映画と言うか。
ベネディクト・カンバーバッチ(フィル・バ…
モンタナの風景は圧倒的な美しさだった。話が、常にこの風景を背景にして進んで行く。
そして、ストーリィの細部がよく分からなかった、ピーター( コディ・スミット=マクフィー)が、フィル(ベネディ…
理不尽な憎悪が不可解な好意へと反転する。その過程があまりにも不気味。
表層的にしか描かないことにより却って浮き彫りになる人間のほの暗い内面。
正直ここまで難読な映画は初めてで、サブテキスト必須。章…
美しい大自然と反対に、終始静かに重たい空気が続く感じ。どうなる?と思いながら見てたけど重たい空気は破られることなく静かに最後を迎えた。文化と時代的背景に馴染みが無さすぎてついていけなかったのかもしれ…
>>続きを読むこれ!スコセッシ監督がテーマパークと揶揄したMCU作品の類(同意するわけではないけれど)とまさしく対局にあるのはこういう作品!
久しぶりに善悪二元論を批判しなくて済む、わざとらしい多様性盛り込みと…
ジェーン・カンピオンの新作だという事でハードル上げてしまった。「ピアノレッスン」の衝撃が来るかと期待しましたが。ウーン、色々重層的に人物描写があるんだが正直分かりにくい。(分かりやすいのも困るんです…
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