イングマールベルイマン監督作品。初ベルイマン作品だったんですが、よく分からなかったというのが正直な感想です。何を言いたいのか、何を伝えたいのかが分かりませんでした。映像も「赤」をモチーフとした独特な…
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こういうのを芸術と呼ぶのだろうか。映像は美しい。赤をモチーフに、カットも大胆で映像としての美しさ、監督の卓越さは伝わった。が、何を言いたかったのか、何に焦点を当てているのか、登場人物の誰にも感情移入…
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こういう家族の形もあるんだなと思った。最初一時間登場人物がしたいことがわからず(特に旦那にナイフが刺さっていたところ)退屈していたり飢えていたりするのはわかるけれど、不自由ない生活なのにどうしてと思…
>>続きを読む信仰のあるものだけが、真の幸福を手にすると作品を観て感じた。
この映画でもそうだが、
幸福を知るのは、死にいたる信心深い長女と、祈りを捧げ続けるアンナだけだと思う。
神を信じない人(日本人)は皆、…
病んでいる。
そして赤い。
芸術的、文学的な作品。
設定、展開、世界観
まるで私の現実世界と重なるところがない。
ないけど何か分かる気がする女性達の闇。
とにかく女優4人とも表情の演技が凄い。
…
ぐは。醜悪さと美しさの近似は生と死の近似かな。さいごのモノローグに息の音を止められる。眼と耳からじわじわと赤黒、ほとばしる感情と死の闇にすっぽり染まり、はたから見たらわたしも無音の叫びが聞こえるぐら…
>>続きを読む赤が強烈な印象を作り出すがキツイ。
三姉妹の愛憎は息が詰まりそう。虚構と実像を織り混ぜながら人間の醜さをあぶり出しているように感じた。慈母のようなアンナの存在だけがこの映画の中の救いだが、重くのしか…
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イングマール・ベルイマン監督作。
【ストーリー】
病に犯されたアグネスは屋敷で静かに暮らしている。そんなアグネスを家政婦のアンナは親身になって世話をしている。アグネスの姉カーリンと妹マリア(リヴ・…
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赤、叫び、囁き
三姉妹と女中、4人の女性が生きる苦悩と死への恐怖に対峙する映画。女中であるアンナが、聖母のように次女を抱く様がとても印象的だった。
映画中に出てくる言葉にすらならないような囁きは…
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