関心領域の作品情報・感想・評価・動画配信

関心領域2023年製作の映画)

The Zone of Interest

上映日:2024年05月24日

製作国・地域:

上映時間:105分

3.6

あらすじ

『関心領域』に投稿された感想・評価

3.1
直接的な描写はないが、じわじわと恐怖が伝わってくる作品。じっとり系。
ダイ
-
アウシュビッツ以降人間であることは野蛮である



ヘスと博物館の間にある無限の空白


ずっと底に流れている世界が焼ける音を
私たちは聞こえないふりをしている

ざわざわする内容。
最初、映像がずれたのかと早送りしてしまった。
きれいな描写なのに違和感。

どんな理想な住まいだとしても、すぐ隣で人間が焼かれ、その煙が漂ってくるところで普通に暮らせるのだろうか…

>>続きを読む
7号
3.8

人の命よりライラックが大切にされる世界

割と尖った演出があり、どこまで受け容れられるかで評価が分かれそうです

人物を対極に配置した構図やシンメトリーの構図が自分には刺さりました
オープニングを含…

>>続きを読む
美しい田園地帯での優雅な暮らし。いつまでも住み続けたいと願う場所。
その淡々とした中での 真実。
誰の視点から見るかでこんなにも違うのかと。
いゆ
-

ピントが全体に合っているから?彩度が高いから?絵本の中みたいな閉塞感を実写で再現しているから余計に不気味だった。豊かな庭園の背後に黒煙が上がっているのも、直接的な描写がないからこその不穏さが際立った…

>>続きを読む
i
-

合理的、理性的なシンメトリーな映像に嵌め込まれている本作は、合理的理性的な枠に現実を嵌め込んで生活した「普通のドイツ人」たちを映像そのもので描写している。

徹底的に暴力を描かないことで浮かび上がる…

>>続きを読む
Mar
4.1

対岸の火事

あの時代、ヒトラーだけが狂っていたわけではないと思わされた。

隣のアウシュビッツ内でのホロコーストも、
日常化したこの独婦人にとっては
何かの工場の騒音や煙と一緒なんだろう。

正気…

>>続きを読む
ゆ
3.8

かなり前提知識を要求される作品だなと感じた 
見るのアウシュヴィッツ見学した後でよかった〜
人間とは思えない非道な行いをしてきたナチスドイツが(文化的な営みをしていたという意味で)人間的に描かれると…

>>続きを読む

ストーリー性が特別あるわけじゃないけど、ユダヤ人から取り上げた衣類を吟味して使ったり、子どもが死人の歯で遊んでいたり、処刑の音が鳴り響く庭で優雅に過ごしたり、挙句「ここは理想の家なの!」って本気で引…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事