静かに、静かに、
受け入れていく。
幸せな人生だったな、て思えるようになる。
最期に幸せそうな笑顔になれてよかった。
あのカメラの中身を見た家族や恋人の気持ちを想うと、つらくてたまらないが。。。。…
「VOGUE」等のファッション雑誌のカメラマンでゲイでもあるロマンが、余命3ヶ月の宣告をされ、病魔との闘い、病気との葛藤の中で死ぬまでに自分を見つめ直し、どう生きていくかを描いた作品。
癌の転移が…
余命宣告される主人公のよくある描き方ではなく、死へ向かうまでの淡々とした描き方の中に、飾らない真の美しさを感じた。だからこそ一度だけ感情が溢れかえったように、主人公が壁に頭を何度もぶつけるシーンは、…
>>続きを読む死が目の前に現れて自分の中心になった時にその周辺に存在してる愛とか幸福とかの抽象的な要素が具体的に見えて来る過程が好きだし余命宣告されたよくある感動系とは違って無理してないところが見てて疲れない。
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静かで美しく心地よい。「癌で余命3ヶ月と宣告された若い男が死に向き合っていく話」と言ってしまうとあまりに陳腐なのだけれど、生と死、始まるものと終わりゆくもの、終焉へと向かう男と永遠となる写真。コント…
>>続きを読む「Le temps qui reste/僕を葬る」
題材はありふれていながら、どこまでも美しい作品でした。
ロマンにとって死とは自分だけものであり、両親にも恋人にも兄妹にも打ち明けはしないが、ただ一…
2回目の鑑賞。
死を目前にした青年の追憶の果ての話。
死から逃れることは出来ないけれどだからこそ納得のいく死に方をしたいと思わされる映画。
主人公の自己愛が物凄いけどそりゃそうだよなと思わせるメルヴ…