このレビューはネタバレを含みます
当時実際にこんな人もいたんじゃないかと思わされる。狂ってるようで、一番正気なのかもしれない若尾さん。旦那が戦地へ行くのに、ばんざーいなんて言えませんよな。ジレンマが痛いほど伝わる。あと村社会て地獄す…
>>続きを読む村八分のやさぐれ未亡人が愛に生きる為に犯した罪。
空気を読む日本のムラ社会は昔から根強くあるんだな。
社会的弱者を除いて村人を徹底して悪く見せる演出は潔い。
運命を際立たせたいのはわかるが、それでも…
究極の愛の形が生み出す痛烈な反戦。
思ってた通り流石としか言いようがない映画だったけど、他の増村作品と比べるとそこまで好みじゃないなぁ…ちょっと真面目過ぎると言うかなんというか。終始重いし。
あと…
ジャケットの5寸釘を手にするおかね
あらためて見るとすごいな~☺️
めちゃ引き込まれた。
中弛み一切なしで、ナレーションとかないのに一定の速度で突き進む編集にもう釘付け
悲壮なBGMも好き
…
パク・チャヌク監督のオールタイムベスト邦画。
いやはや凄まじい映画であった。
“好き”とはまた違うかもしれないが、ストーリーテリングのエグさはそれこそパク・チャヌク級だし、何より画面から迸る熱量…
傑作。文句なし。人間みんな寂しくてメンヘラ化しちゃうんやな😳オチが考えさせられる。本当に二人は愛し合っているのか?ただ寂しいだけなんとちゃうか。愛し合う以外に選択肢がないからあなっちゃたのか?
空…
増村保造監督作品!
増村保造の映画作品特集⑧
新藤兼人脚本が素晴らしいく作品に相乗効果を果たしている!
貧しい家計を助けるため金持ち老人に買われて囲われているお兼(若尾さん)、老人の死後大金を…
まず、なにをおいても若尾文子の退廃的な美しさ。これを堪能するためにこの映画は存在しているのでは?と思えてくるほどに圧倒的。
作品自体も映像、台詞、音楽どれもすばらしく、かつての日本映画のレベルの高さ…