マックス・オフュルス監督作品。
ある将軍の貴婦人が、金を工面するために夫から結婚記念にもらったイヤリングを宝石商に売る。このイヤリングが回り回って、メロドラマを発展させていく話。
相変わらずのスム…
やっぱオフュルスの流麗としか言えない撮影好っきゃわ。特にダンスシーン。
結婚の記念に旦那から貰った耳飾りを売っ払っちゃう貴婦人。この貴婦人、ダニエル・ダリューがやってるけど、とにかくあんま先の事と…
細かい反復(ドアの開閉、螺旋階段の昇降、ダンス)の連続を広い反復(列車の見送り、教会での祈り)が包み込む!それは小さなコメディが大きなメロドラマに含まれていることと同義で、まるでリフとコーラスのある…
>>続きを読むパリ社交界で美しく輝く貴婦人
ルイーズ(ダニエル・ダリュー)には
日々の退屈から逃れるように毛皮や宝石に
手を出す浪費癖があった。
借金がかさみ夫からもらった
ハートのイヤリングを売るも、
巡り巡…
No.255[なんでボワイエの不倫はお咎め無しなんだよ] 60点
誰もいなくなったダンスホールで恋人たちを二人だけで踊らせがちなオフュルス晩年の佳作。「忘れじの面影」でも同じ光景を観た覚えがある。…
ちょっと前にclipしとってでもTSUTAYAにないみたいやけん見る機会なさそうやなぁって思ってたら行きつけのGEOにまさかのずっとあったパターン…笑 なんかゲオって謎に古い映画結構充実してるね…っ…
>>続きを読む快楽とか無謀な瞬間とかより長回しを多用していない印象だが、長回しとカット割りの塩梅が良く注意してないと切れ目とか全然わからないくらい流麗なのが流石。
紙吹雪から雪への転換とか、単純だけどグッと来る…