♯25 誰も救われない。
実話ベース
登場人物も実名
メキシコのスラム街が舞台
主人公は、子沢山シングルマザーの
息子ペドロ
ある日街の不良少年のリーダー
ハイボが、感化院(児童福祉養護施設)を…
殺すハイボと巻き込まれるペドロ、ペドロを見捨てる母、ラストでハイボとペドロが「忘れられた人々」になるのに向かって強烈な負のベクトルができていく様が圧巻でした。
生き残った人々の中で、とりわけ単独で…
こういう映画好き
でも、この登場人物に共感してほしいとかそういう意図が強過ぎて、単純には楽しめなかった。いろんな立場のキャラクターに共感して、やるせなくなったり、悲しくなったり、感情は動いたが、わざ…
このレビューはネタバレを含みます
「忘れられた人々」
ガキ大将的存在の少年が少年院に入れられた原因になった別の少年を撲殺するところから彼に従う1人の少年が負の連鎖に巻き込まれていく様子を描く。メキシコ時代のブニュエルが街の付近に屯…
【第4回カンヌ映画祭 監督賞】
『欲望のあいまいな対象』ルイス・ブニュエル監督作品。カンヌ映画祭で監督賞を受賞、1953年キネマ旬報外国映画ベストテンでは第9位に選出された。
ブニュエル、メキシコ…
ドナルド・リチーの著作『Viewing Film 』で紹介されていた映画。
貧困ゆえに破滅に向かう若者。リチー曰く、ブニュエル監督は近代化と貧困の対比だけでなく人間の悲劇性そのものを描いているとい…
ブニュエルはネオレアリスモ嫌ってたみたいだけど、この映画はすごいネオレアリスモ感あった。まず冒頭のドラマティックな音楽が『若者のすべて』に見えてしまったし、建築途中の高層ビルや空っぽな道路とかはアン…
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