「俺は選択しようがなかったんだ。自分の中に悪魔が潜んでいるんだ」
Murder(=殺人者)のM、そしてパッケージの表情が印象的な今作。
この時代でこの構成のサスペンス・スリラーってかなり斬新だ…
おお これが1931年なんですね
螺旋階段を俯瞰で撮った画 影の使い方 耳に残る音 等
不安を煽るような見せ方が上手くて見入っちゃいますね
街全体が1人のMörderを追いかける前半は若干娯楽性のあ…
連続幼女殺人事件を引き金に暴かれる、人間心理の闇。
『山の魔王の宮殿にて』は、本人さえ抗えない衝動=悪魔の暗喩だろうか。盲目の風船売りがキーマンとなるのも、我々「一般人」では日常に潜む危険を「見抜…
このレビューはネタバレを含みます
画質はともかく、本当に80年以上も前の映画なの?と疑ってしまうようなクオリティ。
時折音が無くなり、不穏さを引き立てる。そして緊張感が漂う。
「ウディアレンの影と霧」…。
ラストの素晴らしさ。…
キャロルリード監督の「第三の男」がこの映画のオマージュをやっていると聞いて鑑賞、日本語版がなかった為、音声ドイツ語/字幕英語で訳しながら観ました。
前回シェストレム監督の「霊魂の不滅」も訳しながら鑑…
「メトロポリス」で後世のSF界に多大な影響を与えたフリッツラングによるサイコスリラーの原点とも言える作品。
BGMがない中での口笛は非常に印象的で効果的な演出だった。
しかもスリラー要素に合わせて、…