何度でも見返したくなる作品ってこういうことだな。モノクロなのも全く気にならない。
ラストを知ると、見てる間は何ともなかったシーンをすごく丁寧に見直せる。
そしてジェルソミーナが本当に魅力的で、見…
人生の縮図を描いた、考えさせられる映画だった。説明が少ないところもあって想像が膨らむ。ヒロインの振る舞いは子供のようなのに、よく微笑んでいるから感情が読めないシーンもあった。そこのアンバランスさが印…
>>続きを読むまことに粗野な大道芸人ザンパノ、白痴の演技が見事なジェルソミーナ、1950年代にそんな2人の共依存、そして途中でそれを変化させた道化師イルマットとその不条理な死をえがいたフェリーニの名作。ベネチア銀…
>>続きを読む粗暴の大道芸人ザンパノと金で売られた少し知能が遅れたジェルソミーナの関係は、男の我儘と女の誠実さといえば聞こえが良いかもしれないが、客観的にみればアダルトチルドレン同士による断ち切れない共依存の関係…
>>続きを読む 主人公が売られるシーンから始まって身構えてたが、予想外にいい話だった。
ザンパノの中途半端ないい奴っぽさ、事細かには説明されないジェルソミーナの心情に驚いた。単純な共依存とか不器用な男の愛情とか…