美しきセルジュの作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 4ページ目

『美しきセルジュ』に投稿された感想・評価

トリュフォーが「まるでクロード・シャブロルという監督は十年間も映画を作りつづけてきて演出のテクニックを熟知してるかのように、映画全体が見事にコントロールされている」(『わが人生わが映画』)と評したけ…

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ゆべし

ゆべしの感想・評価

2.0

低予算かつ地味な演出の暗いドラマという印象で名作とは言い難いけど、シャブロルの50年に渡るキャリアの一作目という点では観るに値する映画と思う。後半の雪景色の村を背景にしたシーンがとても綺麗。主人公の…

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ルネ

ルネの感想・評価

3.0

1957年。 監督・脚本はクロード・シャブロル。

12年ぶりに田舎に帰った男が、親友がアル中になっていたので助けようとするお話。

モノクロの美しい映像が素敵。 親友がなぜアル中になったのかを探っ…

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BON

BONの感想・評価

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ゴダールやトリュフォーよりも先駆けて公開された本作はヌーヴェルヴァーグの原点。

12年ぶりにフランス・クルーズ県のサルダンというの村に戻った青年フランソワが、町が衰退しているこ…

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okawara

okawaraの感想・評価

4.3

停滞した村でも、教会はご立派に存在しているが、もはや信仰は死に際の慰めでしかなく、村人の生活を良くすることなどできない。

そんな貧困社会へ、療養のため帰郷した純真無垢な青年。
酒と不貞に明け暮れる…

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千利休

千利休の感想・評価

4.0

シャブロル監督のデビュー作。27歳にして、いきなり長編映画に挑んだのは流石である。男同士の絆を描いた作品は、仏映画にしては些か珍しいと思わされたのだが、この作風は以降の作品にも引き継がれているようだ…

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初監督作にして”ヌーヴェルヴァーグの発火点”という偉業はもっと称えられるべきだがゴダールやトリュフォーなどに隠れがち。自分もやっと観。
かつて輝いていた同級生を取り戻そうと命を削るフランソワ。思春期…

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wayfarer

wayfarerの感想・評価

3.5

約15年前に渋谷で観ました。肺を病んだ主人公が療養のため故郷の田舎の村に帰ると、そこではかつて才能に溢れ将来を嘱望されていた筈の旧友セルジュが、酒浸りの荒んだ生活を送っていた・・、という話です。不運…

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Jeffrey

Jeffreyの感想・評価

3.5

「美しきセルジュ」

冒頭、荒寥な田舎町を走る1台のバス。故郷へ戻った男と故郷にいる幼なじみの男。2人の再会とマリーと言う女性の存在、建築家志願、酒呑、カフェ、散歩、死産、上京断念、赤子。今、2人の…

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ooospem

ooospemの感想・評価

5.0

最高すぎませんか…?オールタイムベスト、更新。

ヌーヴェル・ヴァーグにおける、世界で初めての成功作。シャブロルもう一つの傑作『いとこ同志』と対をなすというか、裏表ぴったり合わさるかのようなシンクロ…

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