エレキの若大将の作品情報・感想・評価・動画配信

エレキの若大将1965年製作の映画)

製作国:

上映時間:94分

ジャンル:

3.6

「エレキの若大将」に投稿された感想・評価

カルア

カルアの感想・評価

5.0
若大将シリーズの中でも
一番好きな作品です。
ブラックサンドビーチと、
夜空の星とか印象に残る歌も
演奏で見れる🌠
あと、
若大将をテレビ越しで応援しているおばあちゃんのキレのいいダンスがかわいい👵💕
寺内タケシのエレキブームの小学生の頃かな、父親に連れられ堺東のオシッコ臭い映画館で観た印象深い作品。星由里子の可愛さと加山雄三の音楽が良かった。
シリーズ通して加山雄三の若大将っぷりが輝いている。彼が白い歯を見せて笑うと、こっちも嬉しい。「夜空の星」「君といつまでも」など連なる名曲の数々がシリーズ最高傑作たる所以。経済的にも精神的にも元気な日本のアゲ感全快に陽性の音楽劇を盛り上げる。
僕のなかに常にあるのが、高度経済成長期の日本への強い憧れ。バブル期の狂乱やアベノミクスのインチキよりも、経済と精神とが一致した健全なひとの営みの豊かさがそこにあるようで、その理想郷に手を伸ばしてみたくなる。誰もが夢見るのに、どうやって背伸びしても届かない豊かさが、この映画のなかにほぼ完全な状態で保存されているようだ。KTCCが「上がってんの?下がってんの?」なんて聞くまでもないような雰囲気なのである。
でも、そこには「戦後」という絶対的な負が足元に転がっていたことを自覚しなければならない。
父親たちはみな軍隊PTSDだし、社会進出する女性たちもまだまだ地位が低い。そんななかにおいても、若者たちは社会に夢や希望を持ちながら、学び、向上し、同時にロックンロールを歌うことができた。多様な個の在り方を受け入れる試しの場としての立体的な社会。好景気を経験していない私の目には、どうしても、こういうのが「本物の豊かさ」にみえてしまう。
僕が若大将を好きなのは、人はやりたいと思ったことをすぐ実行できることが幸せで、誰でもなりたいものになれるし、たとえ失敗してもやり直せるし、その躓きは取り返せると、そういう楽天的な理想が描かれているからだ。毎回、我こそが主人公だと言わんばかりの雰囲気を振り撒く若大将だが、今回ばかりはケンカに停学に勘当にと、しくじり続きで後がない。毎度お馴染み意志薄弱で格好つけたがりの青大将、朴訥な若者として登場するバンドの面々、レコード屋のマドンナ、恋にスポーツに音楽に、夢を追う若者の青春には試練が待ち構える。さらには若大将が原因で実家のすき焼き屋までも銀行から融資を受けられず破産してしまう。シリーズのなかでも最大のピンチが描かれるわけだが、最後には無理矢理とも思えるようなパワーで華麗にすべてのマイナスは清算される。Do the KAYAMA thing!これが若大将のやり方だ。自分に対して気持ちのいい人間になれば、周囲からも愛される人物になれるだろう。こんな時代だからこそ、こんな浮き上がるような自己肯定の物語に耳を貸していくべきだと思う。
さりげなく添えられる仏教的な価値観にも親近感を覚える。新しい世界に飛び入ろうと欲望に忠実な若者と、戦争の巨大な傷痕により夢を断たれ威厳を失いつつある敗北世代の大人たち。その六道輪廻の断絶のなかで唯一、田能久のおばあちゃんだけが解脱している。常にニコニコしているおばあちゃんは、俗世の煩悩から解放された状態で、自分の孫が可愛ければそれで充分だといった様子なのだ。デモクラシーと敗戦と、激動の近現代を受け入れ生きてきた彼女は、庶民が凡夫として生きることの強さを体現するキャラクターなのである。
これを踏まえると、誰もがみんなニッコニコで登場するカーテンコールの意味がわかるはずだ。あれは、このシリーズにおける「彼岸」あるいは「浄土」を描いたものなのである。
加山雄三のキャラクターが永遠の若大将としてアイコン化したのは、ここにおいて「あちら側の世界」に行ってしまったから。永遠の輝きのなかにいるフレッシュマンは爽やかなブッディズムとともにある。
鯨

鯨の感想・評価

-
このまま2人で 空の果てまで

飛んで行きたい 夜だった

波に向かって 叫んでみても

もう帰らない あの夏の日

- なぜか、この歌詞が思い浮かぶ
おばあちゃんのダンス最高!
内田裕也が司会者役って(笑)
田中邦衛はいつもキャラ濃いなぁ〜
星由里子髪型ヘンやのに相変わらずかわいい!!
「幸せだなぁ、僕ぁ君といる時が一番幸せなんだ。僕ぁ、死ぬまで君を離さないぞ。」
一度でいいから誰かに言ってみたい(笑)
このシリーズ観ると毎回すき焼き食いたくなる〜
tai

taiの感想・評価

3.5
若大将シリーズの中でも一番好きな作品。
キャストもスゴい、加山雄三の奥さんの松本めぐみも出演してる。
エレキギターのレジェンド寺内たけしとブルージーンズがエレキを引き立てる。
中でも名曲、君といつまでもができるという設定の作品。ストーリーはお決まりのパターンで最後に若大将の活躍でハッピーエンドになる。
kazu0219

kazu0219の感想・評価

4.5
中学2年の時にギターを始めるきっかけになった名作。オープニングで流れる『夜空の星』から早速ガッツリ心をつかまれた。
パールホワイトに輝くモズライトや、エレキの神様・寺内タケシの軽快なテクニック、当時爆発的人気を誇ったTV番組・エレキ合戦のシーンなど、空前絶後のブームの記録をフィクションにかえてギュッと詰め込んだ感じがたまらない……!

もちろん、若大将シリーズお決まりの、芸が細かい田中邦衛と可愛らしい星由里子の掛け合いや、スポーツマンでもある若大将らしいアメフトの試合シーンも見もの。
それにしても、こんな絵に書いたような多才で格好いい好青年なんて、現実にはそうそういないよな(笑)。
若大将シリーズ第6作。アメフト部新主将となった若大将、青大将の車事故の身代わりになって弁償金の資金稼ぎに、TVエレキ合戦の賞金目当てに即席バンドを組む。ジェリー藤尾のビートルズもどきの胸のペンダントが始終演奏章(紫綬褒章)のダジャレ。バンド仲間に蕎麦屋の寺内タケシ、司会者内田裕也、新バンドのメンバー加瀬邦彦と今見返すと贅沢な布陣です。
挿入歌「夜空の星」はバンド曲として、「君といつまでも」は日光での星由里子への愛の告白曲としてサービス。『銀座の若大将』とこれで若大将シリーズはもう十分、卒業です。
MASH

MASHの感想・評価

3.0
ついに僕も『若大将シリーズ』に手を出してしまった。映画としてはストーリーもないに等しいし、ラストも微妙な盛り上がり、スポーツがメインなのか音楽がメインなのか。もうしっちゃかめっちゃか。だが、それが面白い加山雄三のなんとも言えないチャーミングな演技や田中邦衛の大袈裟な演技、それぞれのキャラがちゃんといきいきしているので、不思議とちゃんと楽しく観れてしまうのだ。時代錯誤のシーンは笑えないものも多いが、それでも大半はいろんな意味で笑えるものになっている。この作品に関してだけかもしれないが、音楽が良い。『夜空の星』なんかはついつい口ずさんでしまう。

くだらないと言ってしまえばそれで終わりの作品だが、この映画はそれでいいのだ。観客を楽しませようという心意気は感じられる。何本も観ようとは思えないが、1本か2本くらいなら観てもいい、そんなシリーズ。
Lis

Lisの感想・評価

3.8
小学生くらいの時に両親の影響でハマって、そこからシリーズいくつか見たけどこれが一番好きだった。中学生~高校生時代にカラオケで歌って友達に引かれた事がある。大人になって会社の飲み会でも歌ったけど息継ぎが難しかったなぁ。笑

加山雄三がとにかくカッコいい。今もカッコいいけど。あのカラッとした爽やかな感じが、またいい。毎回同じパターンだけど、アハハで終わる感じが良いのです。