このレビューはネタバレを含みます
この世界の片隅に の、すずさん、リンさん、すみちゃん
父と暮らせば の、美津江
原爆の子 の、孝子
黒い雨 の、矢須子
1945年、二十歳前後だった女性たち。
原爆の映画に若い女性の主人公が多い…
辛すぎる…。原作は井伏鱒二の同名小説。
8月6日、原爆から辛くも生き残った男と妻、姪のその後を描く。
白黒の映像に雨や水の黒がショッキング…水中で生きる魚や実る稲穂が象徴的に映し出される。
描き出さ…
監督 : 今村昌平、原作 : 井伏鱒二による原子爆弾の恐怖を描いた作品。
広島に原子爆弾が落ちる前の他愛もない人々の日常の生活を作品にした、
「この世界の片隅に (2016)」
広島に原子爆弾が…
こうの史代の夕凪の街 桜の国を思い出しながら見た。同じ題材で白黒だから「ひろしま」と同じくらいに作られた映画のように錯覚しちゃったけど1989年公開。爆心地の特撮、作り込みの精巧さで時代を感じる。
…
原爆が投下された広島のその後、昭和20年の出来事を題材にした同名小説を平成に白黒で映像化です。今村昌平監督の代表的で文学的な作品。
ピカドン直後の凄惨な状況を所々に挟むことで映像的な緩急がついてま…
2015年8月15日(終戦70年の日)に鑑賞。
この映画、本当であれば8月6日(広島の日)に観るのが、対峙する姿勢としては正しいのかも知れない。
あまりにも、広島に原爆が投下された爆心地や被災者…
強烈な閃光と熱線に爆風。意識が戻り目を開けると瓦礫の山と火の海。おどろおどろしく湧き上がる雲。腕から垂れ下がった皮膚。酷く縮れた頭髪。変わり果てた全身火傷とぼろぼろの服で歩く。うつ伏せに倒れてくる。…
>>続きを読む被爆者と家族のその後。
何においても、その場にいなかった人間というのは、どんなに心を痛めようと悲しもうと、それらは想像の痛みでしかない。
何本戦争の映画を見ようと、人からどれだけ話を聞いて学ぼうと、…