外見だけ見るとすごい重そうだけど案外そうでもないストーリー。
ソクラテスの弁明をベースにした現代劇のような作りになっているけど、主人公とソクラテスは裁かれた原因において決定的に違っているのが本作の…
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いわゆる「尊厳死」がテーマの映画。
自分自身が「裁判員」になったつもりで観ると、色々考えるものがある。
今回の映画で草刈民代演じる女医の行動は、果たして「殺人」と呼べるものなのか。「尊厳死」…
患者の意思を尊重したけどそれって簡単なことじゃないね
後であんなメンドクサイことになるなら
「苦しい…死なせて…」「犯罪になるので出来ませぬ」
になるしかないよね。
でも愛する人だからそれも出来なか…
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臨死体験により変化した意識は、担当患者の思いや信託をまるごと受け止めてひとところに突っ走ることを一寸とどめるだけの冷たいほどの客観視はもうもてず、しかしそれは医療従事者の視座をすてたことでもあり咎を…
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やはり、装具を少しずつ取り外し苦しむ役所の絶命シーンは壮絶だった。そして妹ユキのシーンも切ない。後半の大沢たかおとの倫理観を軸にした論争は、検事の立場からの正義もあるだろうが、現場の当事者として単純…
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2012年日本。144分あるが、サスペンスが続き目が離せない。病院内の救急治療のディテールが詳細。アリア「私のお父さん」が効果的に使われていた。ヒロインの主観と周囲の捉え方の乖離を、前半では「私のお…
>>続きを読むフジテレビジョン 東宝 アルタミラピクチャーズ