強制収容所で死体処理をするユダヤ人サウルが息子であろう遺体を見つけ、ユダヤ教の教義に基づき葬ってあげようとするおはなし
なんて辛い話なの…終始悲しく重い
地獄絵図の様なシーンでもわざとボカしてるので…
2017.6.19 鑑賞
アウシュビッツ収容所ではゾンダーコマンドと呼ばれる遺体処理をする者たちがいた。何ヵ月か働かされた後、抹殺される。
つい先日の6月12日アンネフランクの誕生日に偶然、図書…
映画『関心領域(2023年)』がアウシュヴィッツ強制収容所の外(そと)から描(えが)いている映画なのに対して、本作は、アウシュヴィッツ強制収容所の中から描(えが)いている映画になります。
物語は、…
カメラの距離感に圧倒された。常にサウルの顔や背中に寄り添い、画面の端では常にぼやけた惨状が進行している。観客ははっきりと見せられるのではなく、隣にいるように感じさせられる。その結果、恐怖や絶望は逆に…
>>続きを読むナチスドイツのホロコースト下のユダヤ人大量虐殺を描いた映画のひとつですが、ほとんどが主人公サウルの後姿のシーンばっかり。
ガス室から虫の息で戻ってきたが、ドイツ人により窒息死させられたユダヤ人の青年…
サウルが無軌道に突き進むが故にサウルの周りの人物が玉突き事故で酷いことになるがそもそもカメラに映るサウルが正気を保てていない&そもそも正気を保てる環境ではないのでもう全部仕方がない。
サウルを阻む周…
サウルの周辺がぼやかしてあることについての意見がたくさんありますが、わたしは見終わってからぼやかしてあってよかったと思いましたよ。
いろんなホロコースト映画で見られますが、目の前で同胞が殺されてい…
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