24時間年中誰にでも良い人にはなれませんね。人間は人類は、この社会は難しいですな。例えば日常的に人前で意見を述べることがある人か、多くの人々と共に見たり聞いたりする側が多いか、そんな日常の差でも作品…
>>続きを読むヨーロッパの現状と、現代美術の行き詰まりをうまく描いた作品。ソーシャリーエンゲージドアートなどの社会的なアートの分野が達成しようとしていることは、結局関係者の自己満足であってそれをアートだと喜んでい…
>>続きを読む前作の方がまとまってて見やすかったけど、前作に負けないぐらいの人間観察力。助け合いが大切と言っても、結局無関心で自分のことだけ、逆に弱い立場になると助けを求める。見て見ぬ振りや欺瞞、人間をブラックに…
>>続きを読むストレスを感じシーンを長尺で何度も見せてくる。
そのジワジワくるストレスに男性は非常に弱いと思う。
主人公の男はそこから逃げようと自身の主張をその場しのぎでコロコロ変えて言い逃れするのだが、その…
映画好き以外には薦めにくい、カタルシスのない作品ですが、じわじわ来る面白い作品です。
人間の、温かさと冷たさ、尊大さとちっぽけさ、大人の子供っぽさと子どもの大人っぽさ、前衛性と保守性、愛情と憎悪、…
このレビューはネタバレを含みます
稀に見る大傑作!
我々庶民は意識せずとも必ず何らかのスクエアに居るのだ!
美術館を舞台にして、人間の本質から社会問題までをテーマに、世の中の構造の縮図を表現している。
最後まで観るとこれは金融資…
いかにも西洋知識人的な突き放した描き方をしてるかと思いきや、ラストのラスト、どことなく優しい視線がある。
この終わり方で無かったら、ブラックユーモアで笑える"だけ"の映画になっていたかもしれない。
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