そりゃみんなだって『Black box展事件』では、セクハラをした人たちではなく主催者であるなかのひとよさんを中心に叩いていたし、
『童貞をプロデュース。事件』では松江哲明を徹底的(本来あまり関係な…
あらゆる人に観て欲しい。
矛盾しかない現代に生きる私たちに、
クリティカルヒットを喰らわせる現代風刺映画だった。
この映画では、
イラっとすること、ヒヤッとすること、
全てが試されている。
映画…
スウェーデンの現代美術館のキュレーターが、スリに財布と携帯を取られ、携帯の位置追跡機能を使って、犯人への“復讐”をしたことをきっかけに、だんだんとドツボにはまってゆく。
主人公にはいろんな災難が降り…
このレビューはネタバレを含みます
ここまでシニカルな表現に傾倒していて笑えるのに胸糞悪かったり苦かったりするのはリューベンオストルンドくらいしかできないと思う。
主人公が思う社会に対するアートの役割やその表現したいものの論理が、その…
予告編で想像したよりずっと面白かった。
特に印象に残ったのが、モンキーマンの場面。傍観者効果ですかー。いじめの傍観者と同じですね。
モンキーマンの役者さんがすごすぎました!
ちょっとした面白い発想が…
こういうのをよく映画にするよなあ。オストルンド監督は天才に違いない。
困っている人を助ける手伝いをしたはずが、サイフとスマホをスラれた男の話。
かなりイヤなものを観た。でも、これが我々の姿。
…
リアリズムだなあ......
そこにあったユーモア、コメディ要素が“思いやり”に訴えかけていることの滑稽さだと気付いたときの居心地の悪さよ......
いやらしいほど個人(クリスティアン)を軸に撮…
出来はいい方だが、大絶賛するほどではない。
前半、まどろっこしいキュレーターたちの話し合いのところなんかで、濱口竜介監督の『ハッピーアワー』の長々しさの方がはるかに馴染めたと思った。さっさとスクエ…
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