このレビューはネタバレを含みます
良きコメディ。映画を観終わってから熊谷守一の作風を初めて見たときに、随所の演出がどこかとぼけたものになっている理由に納得がいった。
今までは映画を見終わったあとにその映画がどんなメッセージを送って…
主人公の画家、熊谷守一の自宅の庭。
これが本作の本当の主人公といえるのでは?(笑)
ここで映し出される草木や虫、小さな動物たちの美しいこと。よってそんな自然の造形をいつまでもじっと眺める主人公が決し…
露にぬれた緑の草の葉のにおいがして、風がさぁっと吹いた感じの映画でした。
山崎努も樹木希林も、姪御さん役のひともすごくよかった。
三上博史が謎で、評価はここでわかれるかも。私は楽しかった。
5…
癒されたなぁ
とてもキレイなマイナスイオンを浴びながら浄化された気分になる映画だった
実在した画家の熊谷守一と奥様が、豊島区にある自宅で暮らす日々を描く
モリの日常はとてもシンプル
午前中はちょ…
30年間(!)自宅から出ず(実はたまに外出している)、庭を観察しつづける超俗の画家熊谷守一の晩年の1日を描いた作品。
熊谷守一については寡聞にして存じ上げなかったが、そんなことは別段問題にならないほ…
このレビューはネタバレを含みます
これをある種の理想的なスローライフと取るか、たまたま一芸に秀でていた引きこもり中年が迎えた晩年と取るのか。
自分は後者として受け取ったので、たとえば一日中自分のコントロール下に置けるものだけを見て…
『虎狼の血』を観る予定が時間に間に合わず、あえて真逆の映画観てみた。
いい映画に出会えた。
たまたま見つけた隠れ家的カフェみたいな、ジャケ買いしたCDが大当たりだったみたいな、ジンジャーエール苦手…
老人のスーーッと流れていく時間の中のたった1日の話なわけで…。観終わったあとにそれを思うとつくづく良い映画だったと思えるわけで…。
ファーストシーンの草木に埋もれるモリをパンするカットとラストシー…
ミーハーなわたしが唯一「好きな監督はこの人です」と自信を持って言える沖田監督の最新作、、!
上映後の沖田監督と牛尾さんのトークショーの時の「モリ、小石を拾う、そして宇宙へ」というメモの話、ぶっ飛び…
自分が映画鑑賞で一番至福の時を感じるのは、あまり期待していないで観た時に予想以上に面白かった時。
この作品はまさにそれだった
少し風変わりな夫婦の普通の生活を描いた本作は、見る側にとってユーモア…
(c)2017「モリのいる場所」製作委員会