ドロシー・マクガイア演じる無垢な失語症の女中ヘレン。ニューロティックに追い詰められる洋館での密室劇。タイトルにもなっている2階と地下を繋ぐらせん階段の妙。真の暗闇と嵐の轟音により不安は膨れ上がる。病…
>>続きを読む20世紀初期
失語症の女性が障害者ばかり狙わ
れる殺人事件に巻き込まれる話
ハラハラ度かなり高く面白い
彼女は住み込み使用人
やたらと広い豪邸で暮らす貴族風の。
「レベッカ」みたいな家ですね
病…
シビれた〜〜神演出神ショットしかない。全部完璧。加点法で見ても減点法で見ても500000000満点の傑作。
冒頭のサイレント映画の鑑賞を言葉を発せない主人公とリンクさせていて上手い!こういう細やかな…
物語としては筋が通っているけれど、登場人物が何を考えて行動しているのかが全くわからない。恐怖を煽る影にクローズアップ、階段という舞台装置、声を発することがエモーショナルに畳み掛けられる終盤が素晴らし…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
冒頭、サイレント映画『接吻』(1929)にヘレンが見入っている。映画館がある同じホテル内での殺人事件と、亡くなった女性が浜辺で担がれるシーンで終わる『接吻』のクロスカッティングは見事。女性の死だけで…
>>続きを読む面白い!
ありきたりとか、よくある、とか言う人もいるのだろうが、おれは単純なので、普通にこのサスペンス/スリラーを楽しめた。
嵐の中、犯人の手元を写しながら奥に主人公の女を置いての横移動ショットで…
障害者をダシにしてる時点でゲスいスリラーなんだけど、作りは巧い。
モノクロならではの題材、モノクロならではのショック演出。
終盤、目まぐるしいミスリードの応酬で観客を翻弄し、最後の最後まで真犯人…
@シネ・ヌーヴォ ~フィルム・ノワールの世界vol.4~
上手い、怖い、面白い!冒頭で「どこかに潜むあいつ」をちゃんと見せるからどきどきが続くし、美術とカメラワークそして光と影の不気味さ、可…