夫にしか見せない顔、夫以外にだけ見せている顔。そうやってなんとか自分を保っていた妻。
人の感情はとても複雑だ。
さまざまな感情がグラデーションとなって存在している。
三浦透子の演技は目を離せない、不…
作中の演劇のように、映画自体も前衛的なように感じた。引き算されてるというか。
ラブストーリーでも単なるヒューマンドラマでもロードムービーでもない、不思議な映画。
霧島れいかさん、美しすぎませんか。
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主人公にとって運転というのは重要な時間だったのに、現地に行ってみたらそれを失う危機感がリアルだった。
担当者たちはことの重大さをわかってくれない、しかしおそらく悪い人というわけではない、大事なスペー…
洗練されていながらどこか挑戦的なカメラワーク。
ところどころコマーシャルビデオを想起させるような、明るくてハッキリ見やすいカットがありながら、ときに重苦しい雰囲気も演出してくる。なにか特別な土地柄か…
家福さんが病気で目が見えなくなるかもというくだりがあったから、最終的には目が見えなくなったりストーリーに影響があるのかなと思っていたけれど、特にあれから発展が無く、なんの意味があったのかが謎のまま。…
>>続きを読む『ドライブ・マイ・カー』は、静けさの中で人の痛みと赦しを見つめる映画だ。
俳優であり演出家の家福(西島秀俊)は、愛する妻・音(霧島れいか)を突然の病で失う。
だが彼の胸には、妻が生前、若い俳優・高槻…
全然分からなかった。冒頭に官能が効きすぎて、なんでだろうと思ったら原作が村上春樹で、察した。聖地巡礼も流行ったとかいうから結構楽しみだったけど、ストーリーが刺さらなかったなぁ。俳優さんたちの努力はす…
>>続きを読む原作読んでからの鑑賞。村上春樹の小説の世界観を映像にしたらこうなるのか〜すげ〜と思いながら見てて後半は胸焼けした。舞台の台詞は難しいし多言語だしでまったく頭に入ってこなくてどっと疲れた。ラストシーン…
>>続きを読む©2021 『ドライブ・マイ・カー』製作委員会