何度目かの鑑賞。
何度見ても泣く。
というより咽び泣く。
唱歌が流れる度泣く。
ラストの歓迎会での自転車と「この写真は見えるんだ」はオイオイ言いながら泣く。
何度も見れば見るほど、その後の展開を思い…
男の子が無邪気に軍人志望と言う。先生はやめたほうがいいと言う。先生は赤だと言われる。ああ、戦争の匂いがする。そういう空気がある。
家の近くの定食屋の婆さんが戦後の話をしていた。なにもない。今の子は恵…
木下恵介は作品に風刺を込めることが多いと思うのだけど、それが明確に表れてる作品こそ、『二十四の瞳』だ。
牧歌的な映像のなかに漂う戦争の匂いが緊張感をまとっているのは、敗戦して間もない頃に作られたか…
古臭いなぁと思ってたけど、映像がいちいち綺麗で、あんな理不尽に追いやられて生き残った20年後の子供たちの謝恩会なんて、泣いてしまうよ。
「先生わたし苦労したんです」「苦労したんでしょうね」てそれだ…
海の色も山の形も、昨日に続く今日であった。しかし…
泣かない方が無理ですよ!
歌がいちいち涙腺を刺激してくる。
戦争の話でありながら現地はうつさないことで、巻き込まれた子供達の変化を際立たせてい…
要所で流れる唱歌や童謡の数々に、胸をギュッとつかまれる。
『サウンド・オブ・ミュージック』と同じく、女性教師と子どもたちが戦時下の暗い世相に抗うように朗らかに歌う。
小さな小豆島が舞台だが、時代に翻…
このレビューはネタバレを含みます
久しぶりに泣かされた。
戦前から戦後にかけての話。
始終流れる小学唱歌。
まだ何も知らない幼い子どもたちに先生が書かせる作文のテーマは「将来への希望」
成長した教え子に伝える現実の言葉は「幸せ…
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