ボタンの掛け違いが一つでも起きていたら、今の日本は存在しなかったのかもしれない。
8月15日は終戦の日なので、初めての新文芸坐で、初めて『日本のいちばん長い日』を鑑賞。東宝創立35周年記念作品とし…
小学校時代に社会の教科書にはポツダム宣言を受諾したの一言で済まされていて、その裏には陸軍のクーデター未遂宮城事件があったことは知らなかった。確かに今まで日本という国のためだけに戦ってきた兵隊達が明日…
>>続きを読む2019/8
『日本のいちばん長い日』観ました。一昨年より去年、去年より今年のほうがアクチュアルに感じました。前半の閣議や官僚の発言をみていると、なんだか今年はやけにリアルに感じました。この映画はひ…
白と黒のフィルムから溢れ出る汗と血と涙。狂気と熱気が恐縮された157分。シネスコの画角を駆使した隙のない絵作りと歯切れの良い編集によって2時間半があっという間に過ぎていく。
『シン・ゴジラ』でも使…
昭和20年7月6日、ポツダム宣言が発せられ、昭和天皇や鈴木貫太郎内閣は御前会議においてそれを受諾することを決定する。政府は終戦処理を進めるが、陸軍ではポツダム宣言受諾に反対する一部将校たちがクーデタ…
>>続きを読むモノクロの画面から漂う物凄い重厚感と緊張感。80年前の今日(8/15鑑賞)の出来事。クーデターが未遂に終わることも玉音放送が流されることも事実として知っているけど、俳優陣の鬼気迫る熱演で冒頭からぐっ…
>>続きを読む〈メモ〉
・原田版を先に見ていた。あっちの畑中も印象強いが、こっちは目力が強く引き込まれた
・監督に加え、三船敏郎、志村喬、笠智衆などなどのオールスター
・タイトル出るまで20分!
・昭和天皇の顔が…
原田監督版を数年前に観ましたが、BSにて岡本喜八監督版が観られました。
見応えがとてもありました。
タイトルが出るまでの20分、終戦までの戦況が実際の悲惨な映像含めたドキュメンタリータッチで語られ…