銃撃戦があるような西部劇ではない…という話をきいてみていなかったが後悔するほど傑作だった。まあスクリーンで観れたのは良かったけど。
主役2人の関係だけでなく、端役たちの描き方もほんとにうまく唸ってし…
むかしむかしあるところに、1人の開拓者がいました。
その開拓者はミシシッピ川の側の広大な土地に相棒と、拾った1人の少年とともに牧場を開きました。
そして最初は一組の牛のつがいから始めた牧場は14…
「牛の大群がすごい!」と「擬似親子の葛藤が泣ける!」の二つの脊髄反射のような感想に終始してしまいそうになるのだけど、中心人物だけでなく周辺人物にもしっかりした造形が掘られていたり、敵・味方の振り分け…
>>続きを読む牧場主のジョン・ウェインたちが牛9000頭を売りに行く話。
まず14年の月日をたった数カットの描写で経過させるホークス話法にヤラれる。そしてやはり牛が凄い。暴走する牛、河を渡る牛、とにかく牛が画面を…
オープニングや幕間に挟まれる本をめくるショットは、この物語が代々伝承されてきた昔話であるということもあって効果的です。だからこそ物語はとても規範的な父と子の対立を描いたものなのです。(二人は実際の父…
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