これは君の闘争だに投稿された感想・評価 - 6ページ目

「これは君の闘争だ」に投稿された感想・評価

kassy

kassyの感想・評価

3.3
オンライン試写にて。

2010年代、ブラジルサンパウロで起きたバス料金の値上げへのデモを発端に、様々な社会問題の抗議へと広がっていく。本作は15年の公立学校再編成案(ようは教育予算の削減をし、学校の縮小、閉鎖を試みた)に抗議する高校生達の言葉で紡がれていくドキュメンタリーである。

ブラックミュージックにのせて、ラップバトルのようにとにかく喋りまくるという構成が非常にクールな一本。

高校生達の勉強をしたい、学校を守りたいという思いも虚しく、結局ブラジルは右に傾いていき極右政権が発足するわけだが、デモをすると言うパワーだけは諦めないでほしいと願わずにはいられない。

捕まるのは公立校の貧しい学生だけ、公立校の予算を削減しようとする政治家の子供達が通うのは私立、という貧富の差が根底に根深く張っている。ブラジルの明日を憂う。
mh

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3.5
オンライン試写会にて

少し寝ました💦すみません。

ブラジルの若者が熱くて、デモも楽しそうにやってるように見えて。それはラテンの血なのか。なんなのか。
とにかく煌めいていました。

ちょっと羨ましかった。
せりな

せりなの感想・評価

3.5
映像自体がとてもエネルギーに満ち溢れていて、これがサンパウロの学生たち若者の声だという説得力に満ちている。

どういった内容で、どんな言葉を映像にのせるかを学生たちと密にコミュニケーションをとって撮影したそうだけど、ラップでメッセージを伝えたり、YouTubeやTikTokにありそうな映像の編集の仕方とかは彼らのアイディアを取り入れているのかな?
大人が想像する学生像というより、学生が作った動画のように感じさせるカットが多かった。
監督が若者たちの声を更に下の世代にも引き継いでいって欲しいと言っていたので、そういう思いが映像にでていると思った。

学生のカルチャーが伝わるシーンとか、ジェンダーロールについて考える姿勢とか現代的な感覚を持っているところを丁寧に映像にしてるところも良かったです。

貧困層の教育を切り捨てて、富裕層の邪魔になる存在は刑務所に入れておけばよいと、綺麗事の裏で為政者たちが考えていると、政策からきちんと理解していたし、全ての人に良質な教育を受けるために戦う彼らの姿は素晴らしかった。
だけど、力でねじ伏せようとする警察と子供たちが戦わなければねらない状況にまで追い込まれている現状は見ていてつらかった。
程度の差はあれど、貧困と分断はどこの国も抱えている問題で、日本だって他人事じゃないと感じさせる内容だった。

より良い社会を手に入れるため声を上げることができる人たちがいる国には希望があると信じたい。
hikari

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4.0
オンライン試写会にて。
ブラジルの社会運動を高校生達の視点で描いたドキュメンタリー。3人の高校生のナレーションはラップのようでエネルギーに満ちているし、どんな映像よりもリアリティが感じられた。
最初はバスの賃上げによる抗議デモだったのが、所得問題、物価上昇、ジェンダー、LGBTQ+、女性の権利、人種差別・・・様々な問題に対する抗議へと広がっていく。高校生達がまともな教育を受けられること、誰もが平等に給食を食べられることをラップを歌うかのように訴える映像には胸が痛くなった。抑圧と戦う10代の若者達が、頭を使って戦略を立てて抵抗している姿がとても印象的。
この時期、この時代だからこそ見応えある良作。エリザ・カパイ監督、今後も注目したい女性監督です。私も彼らのように臆することなく立ち向かっていきたい。
ブラジル版大人はわかってくれない!

ブラジルの学生達の熱い熱い闘いのドキュメンタリー。

みんなが平等に良質な教育を受けられること。

主張は至極まっとう。それを蔑ろにする大人達への高校生達の闘争!  

ブラジルで学生運動がこんなに盛んだとは思いませんでした。人種差別に抗議する黒人男子、LGBTQの白人女子、貧しさに苦悩する黒人女子。3人の高校生の目線でそれぞれのナレーションで映画は進みます。ただ、現在は極右政権となり、彼らの今後がとても心配になららます^^;

やり方には不適切なモノもあるけど、その主張の重さにはガツンとくるものがあります。

過激な運動でなくても出来ることはあります。日本は若い世代ほど投票率が低い。まずは選挙に行くことから始めても良いのではないでしょうか。

地球の裏側から届いたこの熱いメッセージ、、どう受けとめるかは君次第!^_^
かんD

かんDの感想・評価

4.0
104本目
FansVoiceJP様試写会にて。
2010年代ブラジルの大規模抗議運動を当時の参加者だった3人の若者視点で振り返る。
国全土を巻き込んだこの活動の始まりは「バスの運賃の値上げ」に抗議するものだったとのと、催涙弾1発が500食分の給食費に相当するという事実に特に驚かされた。
moon

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3.8
#これは君の闘争だ 試写会

学校は自分たちのものだ!
そう叫ぶ高校生の彼らは限りなく明るい

今の世界で、こんな現実があるんだ!
胸ぐらを掴まれた

教育の平等・自由を心底求めて、
政府と闘う彼らの言葉を聞き逃してはいけないと思う

私達も子供達の未来のために闘わなくてはならない

@FansVoiceJP



衝撃だった

公立の高校が、なくなる

子ども達は、自分達で学校、自由を取り戻すため立ち上がる

日本では考えられない

生徒会とか
学校をよりよくとか

その次元を超えてくる

ブラジルという日本でも馴染みの深い国で
学校という教育の場を奪われてしまう子ども達

ラップのノリで語る政府批判と
自由への叫び
この作品の重みを胸に感じる

子ども達にさせることではないよね?

本当に何度も思ってしまった

自分の未来のために
日本の子ども達は、ここまでできないだろう

ドキュメンタリーなので、本当に驚きました

11月から公開
オンライン試写会鑑賞。

オーディオコメンタリー風に学生が語りながら、当時を振り返るドキュメンタリー。

政治不信から、サンパウロで起こった学生運動。
学校を占拠し、そこで生活する学生たち。
若いからこそ出来る革命だ。

貧困、人種、格差など問題が山積みだな。
時折入るラップもグサッと突き刺さる。
ブラジルで立ち上がった高校生たちのドキュメンタリー。
3人の高校生がマイクリレーでコミュニケーションを取るように語られる前半は、南米らしいビートに溢れた楽しさすらある憎まれ口だが、中盤以降、ドキュメンタリー映画としての映像の強度が上がると、それは背景に立ち退く。香港でも見られた学生に対する警察の暴力は見ていてしんどいものがある。その上で、こうした運動を潰そうとするボアソナロが大統領になる前の出来事なのだから何をか言わんや。彼らは学校に行きたい、それだけだったはずなのに。

秋はドキュメンタリー「コレクティブ 国家の嘘」「ザ・モール」「これは君の闘争だ」感想
https://tea-rwb.hatenablog.com/entry/2021/10/22/123000
変化の兆し
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民主主義が再び揺らいでいる国・ブラジルで生きる若者たちの闘いを映す。

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Fan's Voice様独占最速オンライン試写会にて鑑賞。

画面に映し出される学生たちのエネルギーに終始圧倒された!
当時の学生運動参加者、製作スタッフ、資料提供された方など関わった様々な人の化学反応によって、多分作った側が当初想定していた以上の会心の出来のドキュメンタリー映画になっていると思う。

大人に言われたわけでもなく自らが立ち上がり人種差別や貧富の差、女性軽視、LGBTQ+…独裁政権下で放置されてきた様々な問題に抗議する学生たち。

これからの時代を作るのは現状に目を背けている大人ではなく、自分達の個性や主義主張の共存までも考えられる若者であって欲しいと感じる、今観るべき作品。


大規模の学校閉鎖を打ち出す政府に対し、教育を受ける機会を守るために実行される学校占拠、道路占拠。
その行為が正当化されて良いのかは悩ましいが、それ以上に自分たちの声を聞いてもらう機会を作らなければ闘いに負けてしまうという学生たちの必死さが伝わってくる。


"あんたも学校行って就職したんだろ
僕らだって教育を受けたい"

"車を止めて申し訳ないと思ってる
でも職場で私たちの話をして欲しい
閉鎖する学校の子が抗議していたと
人々の応援がないと我々は闘いに負ける"


彼らや同じ境遇の人のために何が出来るのか?
この作品を1人でも多くの方に観て欲しい。
エネルギー溢れる彼らの姿にきっと心動かされる。

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