モノクロームな映像美と人の善悪を映し出した
映画好きとして出会えて良かった近年希に見る作品。
ホロコーストをモチーフにした作品は数あれどこんなに胸奥深くに突き刺さった作品は最近なかった。
自身オ…
『異端の鳥』は、ひとりの少年がたどる地獄の旅。人間のもつ残虐性や罪をモノクロの映像で容赦なく描き、カンヌ映画祭などで大きな反響を巻き起こした。
本作はチェコ・ウクライナ・スロバキアの合作映画で、1…
開始1分でツライ…と思った15分後に絶望感…。そこから息をつく間もなく絶望のループの約3時間でした。
第二次世界大戦中にホロコーストを逃れる為疎開していた少年のお話。叔母と暮らしていたが、突然の叔…
ひたすら重いし辛い割に3時間見てて苦ではない珍しい映画、他人に傷つけられれば傷つけられるほど、他人の痛みに気づかなくなっていく過程が恐ろしい。
主人公があまりにも報われないし、傷が癒える描写が特にな…
こういうタイプの映画は最早映画というよりも記録としか言いようがない。(フィクションだけど)
放浪する先々で迫害され、性的に消費され、働き手としても消費されていく。少年の目から光が消えていき、どんどん…
散々痛めつけられた時に人は他人の痛みに鈍くなる現実が見てて辛かった。
どこで決定的に少年が変わったのかは定かではないけど、少年をレイプした男から身を守るために男をネズミ穴に落としたことが大きいのか…
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