懐疑心に満ち溢れた社会の怖さを、痛感させられた。妄信的に組織を信奉する女性の顛末も哀れだが、どんどんとエネルギーが内向的になる市井の人々はもっと哀れだ。でもこんな人々は何処にでもいる。
ソビエト→現…
1962年のソ連ノヴォチェルカスクの国営機関車工場で大規模なストライキを発端に起こった一般市民の虐殺事件を描いた今作。
この作品では1つの事件の中での1人の女性の2つの面が描かれる。1つは共産党幹…
1962年、ソ連のノボチェルカッスクという町で実際に起こった虐殺事件を描いた映画。
政府による市民への無差別銃撃事件が発生し隠蔽されるまで、僅か3日。そこから30年間も無かったことにし続けたんだから…
旧ソ連の体制が象徴的に描かれている佳作。独裁国家の精神性も良く表現されていると思います。
一般市民は食料を得るのに列をなしているのに、指導者は特別に支給されている。地方の指導者は中央の言いなり。暴動…
1962年にソビエトで
「ノボチェルカックス事件」が起きた
スト鎮圧する為に市民5000人への銃撃を開始した。死体や怪我人を
証拠隠滅の為に埋めたりしたらしい
あー恐ろしすぎ
社会主義国家の理想は素…
ノボチェルカッスク事件の実録。
武力行使した党への疑念がこの作品の趣旨。
政治的主張が異なるリューダと娘は家庭内で衝突し思想が親子を引き離すのかと心配したが、事件後に娘を探す姿が紛れもない母親だっ…
うーん。
公開が禁止されないように考えて作ったんでしょうか?ラストも含め何かモヤッとしました。
それともそもそも庶民って、そんなにちゃんとした思想とか持ってなくても訳のわからないうちに暴動とか革命と…
あらすじ
「ノボチェルカッスク事件」
ソビエト連邦最大の労働者暴動で起こった悲劇。
共産主義統治に陰りが見え始め、物価高騰、労働賃金のカットと市民は生活に困窮をきたし、抗議を起こす。社会主義国家で…
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