広島のとびしま街道を自転車で回ったとき、店にこの映画のポスターが貼ってあり、そこに説明が書いてあって、ロケがこの地で行われたことを知った。
数々のタイトルを受賞をし、気にはなっていた映画ではあるが、…
原作は読んでないが、村上春樹らしい作品な気がした。
妻の秘密を知りながら一緒に生活して行くことも、妻からの話を聞けずに生きて行くことも辛いことだろうが、家福は渡利との出会いで、妻音に対して目を背けて…
映画の長さを感じない、とても良い作品でした。
韓国語、中国語、手話、様々な言語を劇に落とし込んで1つの作品を作っていく様子は素晴らしかった。
朗読劇の様に長く話し合うシーンも多かったが、自分はそこ…
動画配信で映画「ドライブ・マイ・カー」を見た。
劇場公開日:2021年8月20日
2021年製作/179分/PG12/日本
配給:ビターズ・エンド
西島秀俊
三浦透子
岡田将生
霧島れいか
…
傑作。成瀬、ブレッソン、ジャームッシュなど古き良き日本映画にヌーベルバーグからアメリカインディーズを体験させるサンプリング能力はもちろん、演出自体も彼らが得意としている説明やセリフを極力排除したやり…
>>続きを読むPG12指定。
原作を、読んでしまっていたので、映像作品化になった方を後から鑑賞。
感想だけ。
愛する者を失った事のある者にしか分からない喪失感や命の重みを、簡単な言葉で現すことの出来ない年月…
深い話でした。1時間近いところでいちど話が区切られていて、何も下調べなくみると、短編集?ここからまた続きが始まるのかしら?などいろいろな考えがあたまに浮かんだものの、自然に続編につながるところが見事…
>>続きを読む全くもって沼のような作品。
丁寧とかでなく緻密に作られている様は圧巻でした。
家福悠介(西島秀俊さん)は愛していた妻の音(霧島れいかさん)の運転が嫌いだったし。
音が望まない物は自分だけ望んでも仕…
ああ、この男は本当に弱い。
やさしさを何か他のものと履き違えているのかな。
子供が亡くなったときもちゃんと泣けたのだろうか、なんてことを思ってしまうような家福。
妻の音はちゃんと生きた。どす黒いもの…
©2021 『ドライブ・マイ・カー』製作委員会