映画が永遠に敵わない写真。それに最も肉薄した映画監督、その名はカール・テオドア・ドライヤー。
劇場で鑑賞できて本当に良かった。A.P.C.のシャツを2k円で買い取って鑑賞の資金提供をしてくれた2n…
独特な作品、ようやく見ることができた。ジャンヌ・ダルクという英雄として描いているのではなく、人間として、若い女性として描いている。信仰心の強さだけではなく、死への恐怖や弱さを見せている。ほぼ顔のクロ…
>>続きを読む観終わった後もこの恐怖の法廷から戻ってくることがしばらくできない...ジャンヌが実際経験した苦痛と拷問が極度のクローズアップと仰角撮影、打ち寄せる音楽によって見事に映画に蘇っている。尊い信仰も人を介…
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顔のクローズアップが全編において撮られている。
気になったのは瞬きがないこと。
これはジャンヌ・ダルクの精神の強さを表現しており、しかもそれは実際は1人の少女であるが故に間違いなのかもしれない。こ…
2022年 12月9日 2回目
4年振り(時の流れ🥲)に見返した。ハエ、縦方向にパンするカメラ、ラストくらいしか覚えてなかった……。
超絶大傑作!
冒頭の横移動から気持ち良いし、顔のアップが多いん…
人間は非言語からその人の感情を読み取るから、俳優の表情の演技ってものすごく大事なんですね。
この映画はほぼクローズアップが使われていて、表情による情報が大部分で、ただところどころわかりにくくて難しか…
表情をフィルムに"焼き付けた"映画。
無声映画×顔のアップという現代人にはなかなかハードルの高い構成だが、ジャンヌの表情が素晴らしく、目に焼きつく。
後半以降に出てくる影や河を使った撮影も見事。
…
過去鑑賞。
ジャンヌ・ダルクが異端として尋問裁判を受け、やがて火刑に処されるまでを描いた衝撃的な作品。1928年という時代に、これだけ真に迫った、そして感情表現の極みとも言えるクローズアップ技法の…
(c) 1928 Gaumont