どん底の貧乏生活から上流階級の世界へと駆け足で成り上がる女性版スカーフェイスだ。
主人公ケティは貧乏子沢山の家に生まれる。
舞台は19世紀のオランダでケティの家族は仕事を求め首都アムステルダムへ移住…
少女趣味を残酷で味付けで見事に仕上げた傑作。
ストーリーラインは大したことないのだけれども、最初の姉さんの船のシーンにしろ、最後の壁にかかる絵にしろ。一つ一つが熱い。
そして、主人公は決して…
命をかけたシンデレラストーリー。
大満足。ヴァーホーヴェンと女の趣味で固い握手を交わしたい。
起こること全て最悪なのに良い意味でおバカで純粋なケティのチャーミングな言動と貧乏な他の民衆達の逞しさに、…
可愛くて強くておバカ、そしてエネルギッシュなケティがチャーミングで哀しい映画。
民衆を導く自由の女神が象徴的に出てきて、ラストシーンのデモシーンと接続してるけど、結局ケティは自由の女神にはならず、個…
ヴァーホーヴェン節は、初期の頃から炸裂してたっぽい。
原作は、ネール・ドフの自伝的小説『飢えと窮乏の日々』とのこと。
オランダの極貧家庭に生まれた少女ケティのたどる数奇な運命…と言っても、そこはヴァ…
史上最悪の影絵だった…。
貧困の厳しさを目の当たりにした。
貧困でも幸せだなんて幻想は切り捨てて、本当の貧しさと不幸が描かれている。
それなのに主人公は良い意味で能天気であり純粋な自由人だから悲観…
ヴァーホーヴェンはどれだけでも私を魅了してくれる。さして遠からず、私達はケティと同じ道歩んでる。自伝が原作だからどこまで演出か分からないけど、ケティに共感しっぱなして、こんなに時代を挟んでも国も違え…
>>続きを読む液体、というかありとあらゆる種類の濁水が常につきまとう映画であることは明白。これら濁水の一般的な汚らわしさが意外にも外部性戦略としてのみっともなさに回収されないのは、モニク・ヴァン・デ・ヴェンの立ち…
>>続きを読むベネデッタの原型か。時代に抗い,型に嵌らない不屈の精神に驚愕しながらも,皮肉めいた彼女の"お金が全て"の説得力に納得させられる。血や洗剤,水,色んな液体の嫌~な魅せ方も,鏡や影を使ったトンデモ演出も…
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