批評家が挙って絶賛したマジな映画だそうだが、私としてはこういう少年少女の叛逆や暴力を肯定した作風があまり好みでなく(相米慎二の『台風クラブ』にも似てる)、まるで陰湿な邦画を観ているような感覚が不思議…
>>続きを読む混沌とした感じとグチャグチャのカメラワークはフルスタリョフを彷彿とさせる、ポップなゲルマン
子供も大人も不具者も狂人も皆孤独に生きる辛い社会をねじ伏せてしまうほどの主人公のエネルギー。声がすげえで…
このレビューはネタバレを含みます
ジャン・ヴィゴの『新学期・操行ゼロ』の子供たちのようにアナーキーでエネルギッシュな子供たちが非常に魅力的。特筆ずべきはやっぱり主役の少年と少女。少年の生きた表情は生々しいほどリアル。どうやって撮った…
>>続きを読むヴィターリー・カネフスキー監督の53歳にして初の長編作品。物凄いエネルギーに満ち溢れた作品。
舞台は第二次世界大戦後のシベリア極東の町スーチャン。日本人捕虜の強制労働所と炭鉱の町。泥にまみれた場末…
この時代、街生きるのに必死。
炭鉱町みんな必死。
子供はお茶を売りに街にでたり
それでも子供達のきらきらさ。
だけど子供達のお金狙う輩が
いたり時代が時代が。
それでも些細なことできゃー。
豚さん…
ワレルカとガーリヤの関係が心底羨ましかった。
恋愛もよくわかってない小学生の頃、幼馴染との学校の帰り道。
謎の対抗心を持って勝負をもちかけたりしたし、好きとは違う感情で相手のことが気になったり、喧…
54歳の新人監督がこれ引っ提げて登場したらそら興奮する人もいるだろな 衝撃的なものを見たい、てあんまり思ってなくてわたしのための映画とは思わなかった ワレルカの肝心な時に目を見開いて固まってしまう癖…
>>続きを読むドキュメンタリータッチで描く戦時中の北ロシア炭鉱町の悪童と少女の運命。蓮見重彦絶賛。日本語の歌が出てくる。白黒映像の炭鉱ものは邦画(勅使河原宏監督の「おとし穴」など)もそうだが非常に絵になる。途中は…
>>続きを読む