線路のやつ、友達の父親が若い頃ワレルカと同じことをしてしらを切り続けた話を思い出した。なんでここで思い出せる話があるんだよ…。
1人の子供として素行悪い感じをやりたいワレルカと、それを助けてあげる懐…
少年ワレルカの灰汁の強い個性顔。毒を含んだ少年の悪戯の後始末に、何度も手を差し伸べる爛漫な守護天使少女ガリーヤ。二人の目を通して見る戦後ロシア収容所界隈の不思議な光景。強烈な印象を焼き付けたシーン…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
奇跡的な作品という意味では、悪魔のいけにえに近いものを感じました。
悪魔のいけにえといえば黒沢清ですが、こちらは是枝裕和かなと検索したら、是枝監督のこの作品への推薦文があったんで、あながち間違って…
54歳の新人監督ヴィターリー・カネフスキーによって1990年くらいに発表された今作。
気にはなっていたけど、鑑賞する機会がなかったので先月劇場で堪能できてほんと良かった。
噂に違わぬ作品で終始圧…
映画に殴られた。既にもう一度観たい。
粗悪な環境、周囲の人々に抗って生きた少年時代と全てを包むような優しさを持ったガリーヤとの関係。
監督の実質のデビュー作にして、自伝的な物語。カメラワークなど…
舞台は第二次世界大戦直後、ロシアの極東にある小さな炭鉱町・スーチャン。この町は強制収容所地帯と化しており、労働区域では捕虜たちが強制労働を強いられている。過酷な世界の中、己が生き延びることで必死な大…
>>続きを読む第二次大戦後ソ連極東版「大人は判ってくれない」(だが、列車転覆から宝石強殺まで、反抗の延長がやり過ぎで共感は無理)。たまに出てくる神がかり的に美しい映像(ポスターにもなっているクライマックスの線路に…
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