家族の形見である名画をオーストリア政府から奪還するための裁判を描いた、実話を脚色した作品。
ナチスの迫害により財産が奪われ、バラバラになった家族。
マリアが両親と静かに別れる場面はとても悲しい。そ…
実話の重みが伝わる秀作。
戦中、ナチスのユダヤ人迫害から逃れ、オーストリアからアメリカへ亡命した、老婦人マリア。
彼女が突然、祖国相手に裁判を起こす。
それはかつてナチスに強奪された、クリムト…
重厚で、美しくて、恐ろしかった。
一つ一つのシーンに意味があって、ひとときも気を緩められなかった。
“私は過去の記憶を死なせたくないの
人々はすぐ忘れる
特に若い人は”
家族の誇りのために闘う…
ナチス、ホロコースト…ここまで回想の多い映画と思わず…ちょっとしんどかった…
訴訟をめぐる駆け引きを描いた伝記ドラマというよりも、歴史ドラマの趣で、鑑賞前の予想と違ったという意味で、物足りなさも。…
2nd
一週間もしないうちにもう一度見に行ってしまった。今回は泣けなかったが、また何年後かに見たい。映画館で見る作品。
1st
史実に忠実でないだろけれどエンターテイメントとして◎。
涙出た。
…
これはただの名画を巡る裁判モノではなくバディムービーであり、家族の絆とそれぞれの信念を掛けた実直なヒューマンドラマだった!全体的に派手さもないし音楽も映像も特別秀でているわけでもない…でもただただ本…
>>続きを読むグスタフクリムトについては昨年くらいから興味を持ち始めて、自分なりに勉強して、今年は展示会にも足を運んだ。
時代背景に逆らう反骨心も好きだし、それでなお美しいのはまさに芸術だと思う。自身の家系が金細…
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