おっさん天使に会いたくなって…。天使が人間に恋をした、だけじゃ凡庸な設定なんだけど、ヴィム・ヴェンダースの手にかかればこんな詩的で素敵な世界になるのね、と思う。
天使の視点で景色を眺めてるような空…
この映画は、死んだ霊(天使)が生きる人々の囁きを心に留めていく物語。
この作品のように本当は皆心の中に膨大な言葉を秘めている。例えば、Twitterはそのほんの一部に過ぎない。
その言葉を聞いて、ポ…
ヴィムヴェンダース。
こちらも太刀打ちできず。
抽象的で全体としてこちらにぶつかってこられると、自分の力ではまだまだ受け止めきれないぜ。
人々にそっとふれ心の声を聞いていく。
俺はこのアフレコがど…
映画を観ただけで、なんとなくベルリンに行きたくなる。
まだ残るベルリンの壁、落書きが始終映り込むが、何故かおしゃれに見える。
映画が始まってから、主人公が天使と気付くのに少し時間がかかる。
人間に…
天使が人間に恋をして、天使業を辞めて人間になって恋を成就させようとするファンタジー。これぞまさに映像で綴った詩。「子供は子供だったころ…」がリフレインする美しいオープニングは失禁モノの美しさ。天使の…
>>続きを読む詩的表現や哲学的なメッセージが含まれている作品。観て「退屈」だと感じる人も多いだろう。しかし、タイトルから想像する単なるピュアファンタジーではなく、様々なシーンで当時の歴史的背景を象徴しており奥が深…
>>続きを読む「子供は子供だったころ 腕をブラブラさせ 小川は川になれ 川は河になれ 水たまりは海になれと思った。 子供は子供だったころ 自分が子供とは知らず すべてに魂があり 魂はひとつと思った」純粋無垢な意識…
>>続きを読む(C) 1987 REVERSE ANGLE LIBRARY GMBH and ARGOS FILMS S.A.