本日の巣ごもり鑑賞。
谷崎潤一郎の『刺青(しせい)』と『お艶殺し』が底本。
お艶=若尾文子の美しさが際立ち、冒頭から最後まで「彼女のための映画」で素晴らしいが、欲を言えば、駆け落ち前のお艶の(変…
宮川一夫監修の4Kリマスターで黒がとにかく素晴らしい。若尾文子だけを綺麗に撮る事に特化した作品。ほぼ連続大量殺人の話。根っからの悪女を若尾文子が演じて清々しい。増村保造作品の登場人物がみんな身勝手で…
>>続きを読むもういっそ気持ちいい位の邦画版「蜘蛛女」な若尾文子の悪女ぶりに、小便ちびりそうな痛快作。
増村の誇張された演出が、男女に和合等無い、とでも言わんげに狂わされていく男達の憐れを描き出す。宮川一夫はひた…
スカパーにて。谷崎の小説「刺青」に「お艶殺し」をミックスした脚本とのことで、そこはかとないエロティシズムに加えストーリー性の高さも高くて見応え充分。
駆け落ちした大店の娘・お艶と奉公人の新助。遊び…
定期的に体が求める大映作品。
増村作品もそろそろ半分近く網羅しただろうか。
アヴァンタイトルのキレ!
ライティング、エロス、クライム、タイトル位置。
若尾文子様の着崩した首筋とデコルテから漂う色…
脚本は谷崎潤一郎の「刺青(しせい)」に「お艶殺し(おつうごろし)」を併せた仕上がり。新藤兼人脚本。刺青だけじゃそりゃ尺が保たんわな。
「刺青」のファムファタールを若尾文子が演じてくれるだけでこの世の…
着物姿の若尾文子が伊藤晴雨の責め絵の如く縛られたり、棒で何十回もぶたれたりするのを宮川一夫撮影で見られるというのは、かなり贅沢なサービスを受けているという感じがする。幾度もある殺人シーンがどれもこれ…
>>続きを読む『刺青』(1966)シネ・ヌーヴォ 若尾文子映画祭 Side.B で初鑑賞。増村保造監督作。谷崎潤一郎の原作を、新藤兼人の脚本で、宮川一夫がカラーシネスコで撮る。凄い座組で期待し過ぎたかも知れない。…
>>続きを読む原作:谷崎潤一郎
生き血を吸うかのように搾り取れるだけ搾り取り、身も心も背中にいれられた刺青の如く女郎蜘蛛と化した妖女・若尾文子が最高!
刺青に狂わされた血みどろラストにも痺れた...!
たま…