菊とギロチンの作品情報・感想・評価・動画配信 - 6ページ目

「菊とギロチン」に投稿された感想・評価

モリキ

モリキの感想・評価

3.8
1-2
相撲とギロチンのバランスが中途半端に感じた。ギロチン社は、天狗倶楽部に匹敵するネーミングセンス。
なかなかディープな作品。若かりし頃に見ても、実在しようが長いって感想だったろうなと。
うん、みんな熱くて生きてる、って作品。キャストもしっかりしてる。
ラサン

ラサンの感想・評価

2.9
瀬々監督は本来、商業映画よりもこういう難解な映画を撮りたい監督なんだろうなぁって思った。キャストはとてもいいんだけど、女相撲とギロチン社の背景を知らないものにとって3時間はキツい
 青春群像、テロリストというより「アナキスト」だけど。
 女相撲に、アナキスト集団である「ギロチン社」をかけ合わせる瀬々監督のセンスは凄い。
 古代からの神事だから土俵は女人禁制だというのは、あと付けだが(東京オリンピック頃まで女相撲はあった)、監督はその力士たちに日本の近代における問題点を持たせる。
 朝鮮だったり、琉球だったり、家長制度だったり、そこが巧い。
 女優たちはもちろん、男優たちもまさに熱演し、はみだしものである女相撲とアナキストが共感していくようすを見せてくれる。
 熱い。少し長いが。
k

kの感想・評価

2.9
キネマ旬報にも乗ってたし、面白いらしいから見たけど、つまらない。

わざわざギロチン社使って、なんかやってたけど、たいして重要性を感じなかった、絡める意味あるのか。

序盤、役者の演技が凄い気になってしまったが(ギロチン社の一員がほとんど大学生が趣味でやってる芝居みたい)、後半は気にならなかった。メインの役者さんは良かった。

なんのために撮っているのかよくわからん、何を再現したかったのか。

でも相撲のシーンは見ごたえあったし、面白かった。

あと川瀬さんって凄い分かりやすい顔してて、出てきた時なんか嬉しかった。

つまんないのに長い(三時間)から余計評価低いね。
風来坊

風来坊の感想・評価

2.5
うーん…私には評価が難しい作品。日本の歴史としてこういう時代とこういう事があった事を知れ興味深いが、映画として面白いかは首を捻る…。

正直、女相撲だけに焦点を当てればいいのになと思いました。無政府主義結社のギロチン社との交流は何だか余計に見えました。
菊がなぜ女相撲をという物に惹かれたかをもう少し掘り下げる必要性があるように思いました。

女相撲の歴史や軍国主義やそれに異を唱える左翼的な活動よりも、男尊女卑の時代に翻弄された女性の苦悩と苦難は痛々しくしっかり描けていると思います。

三時間の収録時間は製作陣の熱を感じます。役者陣の熱量や頑張りも目に見えます。特に花菊役の木竜麻生さんの素朴だけど芯がしっかりしてそうな感じは菊と重なり好演でした。初々しさは確かに感じましたが、映画初主演とは思えない感じでした。たまえ役の韓英恵さんも存在感がありました。

世間の評価が高く幾多の映画賞も取っている作品なので、観る人が観れば良さを堪能出来る作品と思います。
しかし、私には理解する力はなく…ただただ長いなぁと思うばかりの作品でした。
kaito

kaitoの感想・評価

-

このレビューはネタバレを含みます

めっちゃATG感。
特に音の感じが印象的で、小屋の中でもごもごしゃべってるみたいなこもった音声と、それが別に気にならない感じが『竜馬暗殺』とか『祭りの準備』とか思い出させた。

震災後の混乱と、娯楽の規制、今のMeToo的な運動にもリンクするような女相撲という題材とそれをとりまく世界、労働運動に朝鮮人の人種差別まで描かれていて、まさに「今でしょ!」という感じ。
女相撲周りの一大叙事詩っぽい雰囲気も感じられて、『ブギーナイツ』とかも連想した。

女相撲の女性たちは全員似たような恰好をしていているのに、ちゃんと見分けがつく程度に人物が描かれているのも偉い。親方のキャラクターと彼のどこにも入れ込みすぎないようにしているそのスタンスも超好みだった。

対して、ギロチン社のクズども連中は描かれ方が弱く、スゲーきつかった天皇陛下万歳シーンの後に、仲間と再会して爆弾の実験をするシーンなどはそのせいもあってちょっとダレる。そういや、黒パンって何のことか分からなかったけど爆弾のことだそうです。

永瀬正敏がナレーションしていることも驚いたけど、花菊の夫役が『恋人たち』のあいつだということもびっくりしたー。

結局、暴力で女性が屈せられていく展開が観ていて辛く、そもそもその女性たちの真剣さを男どもが半笑いで楽しんている感じの嫌さが映画全体を覆っていて、その分、砂浜シーンの多幸感が異様に浮きだっていて、これがとてもよかった。
tokyowebtv

tokyowebtvの感想・評価

1.0
セットと小道具に金をかけただけで
何に怒り何を目指してテロを計画したのか全く分からない。
菊が強くなりたい動機も分からない。
ただがなって理由もなく喧嘩して罵り合っているだけの
人間たちに一切共感できず。
女相撲がアメリカ興行を果た過程こそ見たかった。
hihohiho

hihohihoの感想・評価

4.0
女相撲という封印された歴史

にフォーカスした名作。

今の時代だからこそ、観る価値があります。泣ける。
ayu

ayuの感想・評価

3.5
3時間超えの超大作。

普段だとあまり長いと飽きてしまいますが、大正時代が舞台のせいか色々と絵面が珍しく、次々に起きる事件に息をつかせずに観てしまいました。

女相撲興行の多くが山形出身の貧しい小作の娘というのを聞いて、おしんを思い出してしまいました。哀しい時代ですね。

恥ずかしながら、女相撲の歴史も、アナキスト集団の事も、当時の摂政の事も、シベリヤ帰還兵の事も、朝鮮人虐殺の事も…殆ど何も知らずに観た私…。戦争が市井の人々の心や生活に影を落とす様子がリアルで恐ろしかった。
またひとつ、少し日本の歴史を学ぶことが出来ました。

寛一郎さん、公開の順番は遅いけど、この映画が初出演の作品と聞いて驚きました。
初めてとは思えない堂々とした落ちつた演技。目ヂカラ凄い。
よかったです✨
ヒロインさんも新人らしからぬ大胆な演技で素晴らしかったです✨
永瀬正敏さんのナレーションも✨