リンドグレーンの作品情報・感想・評価 - 4ページ目

「リンドグレーン」に投稿された感想・評価

昔も今も同じ何だなぁって
最近観た邦画の「朝が来る」という映画に少し似てる気がしました

未成年の未婚の少女に赤ちゃんが出来て
両親が猛反対。
体裁などで他所でお腹の赤ちゃんを産ませる

主人公が母親と父親に叫びながら説得するシーンは涙が出ました🥲可哀想すぎる

ラスト辺りはもう主人公の女性がとても美しく内面からも凛として綺麗にみえました!
juri

juriの感想・評価

4.5

このレビューはネタバレを含みます

長くつ下のピッピは子どもの時に読んでその大胆さに驚いた記憶があるのだけど、なんせ昔なので読んだことがないと同義ですね。
この映画は彼女が作家として成功する前の半生を描いているので、そんな私でも楽しむことができました。

アストリッドは18のときに子どもを出産するのだけど、しばらく一緒に暮らすことができない。子どもの父親にいつあの子を引き取りにいけるのと問い詰めるのだけど、父親はその部分にはハッキリとは答えずに曖昧にしたままでアストリッドに愛してるよとまあ言ってしまえば適当に返答する。その時の彼女の「もう付き合いきれない」って顔がすごい。
少し前まで頼られて弱ってる男に可愛らしさを見出していたのに、こんなに短い時間で女はあっという間に母になる。
女が元々痛みに強いわけじゃなく、毎月生理が来るから強くならざるを得ないだけ。
わたしの好きな女性の強さがこの一瞬のシーンで描き切られてて、すごいと思った。

やっと息子と暮らせるようになるのだけど、産まれてからずっと別の家族と育った息子はなかなか心をひらいてくれない。子どもにとっての新しい生活はシングルマザーだからとかお金がないからとか全く関係なくて、ただただ不安と不快でいっぱいなのだというのが結構な尺をとって描かれているのに好感をもった。
それは子どもの人権のために奮闘したアストリッドへのリスペクトでもあるのかな、と感じた。

偉業を成し遂げた人って世界にたくさんいると思うんですけど、例えばナッシュ博士とかホーキンス博士とか、この人たちほっといたらご飯食べなかったんじゃないか..?と思いませんか?それで私が女だからというのもあると思うんですが、その偉人よりも隣でご飯を食べさせた奥さんをリスペクトしてしまうんですよね。生活はつまらないし必死で乗り切っても誰も褒めてくれないけれど、コツコツと命を繋いだ先にやっと見えてくるものがあるかもしれないと思わせてくれるんです。
この映画はそういう日常生活をメインに描いていて、それってやっぱり女性のたくましさを伝えるにはそれが1番なんだという意図を感じて私は好きでした。

一つだけ気になったのは邦題かな。何故ファーストネームでもなくフルネームでもなく、彼女の後の夫の姓なのでしょう?
まあ何にも考えていないのかもだけど、せっかくの映画の出来なのにもったいないなと思いました。
(アマゾンプライムの特典、シネフィルwowowプラスで鑑賞)
leyla

leylaの感想・評価

3.5
リンドグレーンの「人生」を描くというよりは、過去のダークな一部分に特化して描いた作品。
10代だった自由奔放なアスリッドが母になり、やがてアスリッド・リンドグレーンになるまでの数年間の物語。
強い女性像を描いています。

👇以下、ネタバレ含みます⚠️
やや酷評なので今作が好きな人や未見の人は読まないでくださいね〜。







今作が好きな方はごめんなさい🙏
まったく感動作とは思えなかったです。

不倫の末に子どもを産み、事情があって子どもとは離ればなれに。その後、子どもを迎え入れるまでのストーリー。

不倫相手の男性も悪いと思うけど、でも彼女の貞操観念のなさから起きた過ちだったので自業自得。子どもと暮らすために苦難を乗り越えていくのは特別なことではない。

最後の方で上司のリンドグレーンに自分からキスしているのも、誘惑しているようで懲りない人だなぁと感じてしまった。後から知りましたが、リンドグレーンはこの時、既婚者だったそうです。また同じことを?

自由奔放ってなんだろう。
自分らしく生きるってなんだろう。

この後、彼女は子どもたちに愛される名作を次々と世に生み出し、子どもの人権を守る活動などをしているのも、この経験があるからこそなのでしょう。
自分の子どもに愛されたいと願う純粋な想いが、彼女を児童文学に向かわせたのだと思います。
でも、彼女の魅力を描くのならば、この一部分だけでは伝わりきらない気がしました。もう少し先の物語が見たかった。

アストリッド・リンドグレーンはすごく自信を持った強い女性だった。
だから作品に魅力があるのだと今作を観て思いました。

ピッピの本は大好きだったし、やかまし村の子どもたち、ロッタちゃんは大人になって映画で観て、すごく好きな作品です。改めて本も読んでみたい。
エイジ

エイジの感想・評価

3.6
魔性の女?野心的な女?
自分に正直な女?
でも、だからこそ作家になれたのかな。

偉人は偉人だよな。
知らないで観たけど子供の頃ドラマで観た長くつしたのピッピの作者の話だと知って、突然テンションが上がった、悲しい場面で子供達からの後年のファンレターの朗読に救われ地味ではあるが許しあうラストが良かった。
さち

さちの感想・評価

4.1
2020.1.14

なんとなくで知ってるなぁな絵本。作者はこんな人なんだ、という以前に、こんなに長きにわたって1人の女性の人生を見せてくれる作品もそうないと思う。良き映画だった。
2021 5.11 鑑賞
リンドグレーンのこと知らなかった❗️
彼女が踊るシーンが自由奔放で、彼女の性格を表していますな⁉️
mai

maiの感想・評価

4.8
『長くつ下のピッピ』の作者
リンドグレーンさんの半生。

長くつ下のピッピしか
読んだことはないけど
リンドグレーンさんの描く
子どもたちの描写が
なんであんなにも美しいのか
それが少し分かったような気がする。

親と子、
女性差別、
愛するということ、
出産、子育てを通しての女性像
などなど…

全ての女性への
明るく強いメッセージが込められている作品。
アストリッド・リンドグレーンの作品は「長くつ下のピッピ」しか読んだことがないが、やかまし村シリーズや『なまいきチョルベンと水夫さん』など映画化されたものは結構観ている。彼女が描く子どもたちは独立心が旺盛で大人に頼らず自分たちだけでなんとかしようとするのが特徴だと思う。

本作を観て、なぜ彼女が描く子どもたちがたくましいのかがわかった。
アストリッドの“婚約者”は口ばかり達者で行動が伴わず、両親も世間体ばかり気にして彼女に寄り添ってくれない。周囲の大人がことごとく頼りないのだ。10代で子どもを産んだ彼女自身がたくましくならざるを得なかったし、子どもの味方であろうとするのは自然な流れだろう。

映画はどこまで本当のことなのかわからないけれど、孤軍奮闘するアストリッドに後半で強力な味方が現れたので、神様はちゃんと見ていてくれるんだなと思った。甘言を言う男より、行動で示す男を選ばなきゃね。
cc

ccの感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

ずいぶんよい服着て野良仕事してると思ってしまった。昔はスウェットやらなかったからこういうきちんとした服が通常服やってんなぁ。服可愛い。いつも着てる開襟のシャツがとても可愛い。いろんなカラバリでどの年齢でも着てる。可愛い。
おとうさんすてきーーー!!!ユーモアとあたたかさ!!
厳しくもなかよし家族!!!


こどもからのファンレター、
「私もお話を書いています
書いていると周りの景色が消えて
誰もいない世界で自由になれます」
てすてきだな。
挿入されるこどもからのファンレターはすべてよい。

それにしてもブロンベルグ登場から嫌な予感がしたわよ。お友達のおとうさんでまあ大丈夫か、と思っていたら…妻帯者やで…18歳やで…おっさん!!
そして姦通罪はお前の責任やのに弱ってひとり妊娠生活やってるアストリッドのとこに倒れこむ…しっかりしろや…
あとで調べたらブロンベルグ本人とこの俳優さん「本人か??」ぐらい似てた。再現率すごい。


そしてそのブロンベルグの仕事場にあたたかく送り出した両親の気持ちになると…おおお….それにしては冷静や…殴ったり罵倒したり追い出したりはしない…ただでさえ受け入れがたい状況を、わたしが超真面目で信仰あるクリスチャンやったらどう接したろうか…こんなふうにちゃんと世話して受け入れられるだろうか…

そしていちばん不安な妊娠初期にこの苦痛と一人生活に送り出された歳若い18歳のアストリッドを思うと…はじめての妊娠で、身重でひとり国境を渡って、異国の医療で出産とはよ…ただでさえ不安な妊娠出産、どこまで負担だったか想像に難くないよ…そしてそもそもなにかを隠しながら生きることの不安よ…!!

それでも、出会う人たち、特に女性、なんていい人たちなんでしょう。助け合って。

お母さんも結局こわいが素敵だった。結婚しなくていいのよ!と問うお母さんの主張の第一は、「愛しているの?」だった。そもそもクリスチャンで、産んだ子の父親と結婚しなくていいと娘に言えるのは随分すごいことなのでは。
そしてお母さんの女優さんものすごいきれいな人だった。

息子のあかちゃん服がなんて可愛いことなんでしょう!!!!いやーもっとはやく観てうちの子に真似したかったなーー!!!そしてめちゃめちゃ可愛いなーー!!

そして馴染みがない息子がちょっとつれないだけで、すごく心が挫けてしまうの、ものすごくものすごくものすごーくわかる。そもそも母親なんて無資格の初心者、子に好かれる自信も育てられる自信もないところを、子の笑顔だけで乗り切るのだ。おまけに父親の離婚問題で異国に預けたから言葉も通じない!
なんてことや。
泣いちゃったよふたりとも可愛くてつらくて。




主役の女の子、赤毛のアンもやってほしい。絶妙な魅力的な顔立ち。気が強くてめげず、しっかりしていて知的で、でも冗談や遊びが好きそうで、同性にすぐ好かれて友達たくさんできそうな。そしてショートカット似合う。演技も微妙な表情がめちゃよかった。
ストックホルムの街うつくしい。
そして、図書館!!真打ち登場や。
リンドグレーンの故郷もうつくしい。馬車可愛い!!!まじか!!!

カメラワークが手カメラなのか、基本グラグラでめっちゃ酔った