リンドグレーンに投稿された感想・評価 - 8ページ目

「リンドグレーン」に投稿された感想・評価

児童文学で有名な作家アストリッド・リンドグレーンが作家になる前の少女時代から若い母親となるまでを描いているのたけど、読者からのファンレターを読む作家となってからの場面はあまり呼応していないように思う。
自分の才能を認めてくれた年上の妻子ある男性と思春期の衝動的に関係を持ち、不倫や未婚の妊娠に世間が厳しい時代に、出産した我が子を預け、職業訓練校へ行き就職し自立の道を切り開く間に子どもとの距離が出来てしまう。
自分も若い頃は子どもの気持ちがわからなかったのだということか。
それにしても彼女は家族に恵まれている。
‘(あんな男と)結婚しなくていい’と言ってくれる母親の愛強い。
おかぶ

おかぶの感想・評価

3.3
「長くつ下のピッピ」は知ってるけどリンドグレーンは知らなかった。田舎で生きるのは大変だなとも思うけど自業自得な部分も多いと思った。
cinemazo

cinemazoの感想・評価

3.2
長くつ下のピッピを読み返したくなりました。

どうやって子供の父親を許したのか気になる。
苦労をくぐり抜けて来た主人公でも、
やはり父親は必要だと思ったのか。
それとも、
執筆活動には協力者や理解者が必要だと思ったのか。
映画中よりも、見終わった後に思い巡らせる作品。
kaz

kazの感想・評価

3.7
最近『やかまし村の子どもたち』を観てハマったので、その作者の半生を追ってみたくなってのチョイス…だったのだが、ちょっと期待の方向性とは違った。😓

かなりヘヴィな(魔性な)一面というか、いつ書き始める?っていう。
これはこれで良いのかもしれんが、物語の誕生秘話なんかを期待してると、思いっきり肩透かしを喰らうパターン。😩
Kazu

Kazuの感想・評価

4.5

このレビューはネタバレを含みます

久しぶりに映画鑑賞🎬

1907年スウェーデンのスモーランド地方で生まれたアストリッド

のちに「やかまし村の子どもたち」「長くつ下のピッピ」を世に生み出す児童文学作家

美しいスウェーデン、デンマークの景色、
が素晴らしい。
窓際で外を眺める横顔がとても印象的。
シーンの中で幾度と出てくる、
半分は光に照らされ、半分は影で真っ暗な


邦題が『リンドグレーン』となってます
が、リンドグレーンになる前の16歳からの10年間にスポットを当てた作品です。


家族は教会の敷地内にある農場で暮らし、信仰心の強い両親の元で厳しく育ったアストリッド。

思春期を迎えた頃には宗教への不信感、ジェンダーロールへ疑問を持つ自立心の強い女の子に成長しています。

10代で未婚の母として隣国デンマークで出産し、養母に子どもを預けていた3年間、息子に会うために夜行列車でコペンハーゲンまで通う生活をしていたなんて全く知らなかった。

産後すぐに息子と離れ離れに、授乳すら許されず、搾乳すると母乳がどんどん出るからと胸をぐるぐる巻に圧迫するシーンには号泣してしまった。

今でも列車で5〜6時間もかかる道のりを100年前に息子に会いたい、その気持ちだけで1人通った彼女を思うと胸が苦しくて涙が止まらなかった。

19歳で望まぬ妊娠をしたアストリッド、迷う事なく産む決意をし、誰にも悟られず孤独な産前産後を人生の早い段階で経験をする事になる。

このたった10年ほどの出来事の中に、
彼女が感じた底知れない孤独、愛、
そして子どもの気持ちに限りなく寄り添い、子供が感じる無力感、寂しさなど、様々な思いを大切にしていた事がうかがい知れます。

そしてそれらが、彼女の多くの作品にも投影されていることを改めて感じる。

また、女性としての生き方がまだとても制限されていた時代に、自分の心に忠実に生きることを実践していた、強い意志をもった女性としてのアストリッドの側面も多く表れていて、100年近く前の出来事とはいえ、彼女の生き方にとても共感した。

人は誰でも違う側面があり、全て良い人、幸せな人などおらず、
全て悪い人、不幸ばかりの人もおりません。

長い人生の中で、アストリッドは大人と子供の境目で一生で一番辛い時期を経験するのです。

その後、彼女には新しい人生が待ち受けていた、

それは彼女が経験した子供への深い愛情と大人や社会の目に振り回されない強い意志の現れが、童話として描かれ子供達の心を捉えたのでは無いでしょうか?


アストリッドを演じたアルバ・アウグストが素晴らしかった。
この作品は彼女を観るために選んだ作品とも言える。
大好きな監督ビレ・アウグスト、ペルニラ・アウグストを両親にもつ遺伝子、今後も注目したい女優さんのひとりです。
じえり

じえりの感想・評価

2.9
生まれてからの2年って大事


アストリッド・リンドグレーンに全く思い入れがないので魔性の女ですやんって感想しかない
「長くつ下のピッピ」子供の頃映画を良く見てた思い出。作者にはこんな過去があったんですね。作家になるまで、というより彼女が物を書く原動力になっていると思われる頃が描かれているという印象でした。
リンドグレーンさんの書く物語読んだ事ある方は是非。
b

bの感想・評価

4.0
考えてもみれば演技の中では子供とは赤の他人だからかえってそこが距離の埋まらない感じがよくでてる

25フレームぐらいあったか
昔も今も同じ何だなぁって
最近観た邦画の「朝が来る」という映画に少し似てる気がしました

未成年の未婚の少女に赤ちゃんが出来て
両親が猛反対。
体裁などで他所でお腹の赤ちゃんを産ませる

主人公が母親と父親に叫びながら説得するシーンは涙が出ました🥲可哀想すぎる

ラスト辺りはもう主人公の女性がとても美しく内面からも凛として綺麗にみえました!
juri

juriの感想・評価

4.5

このレビューはネタバレを含みます

長くつ下のピッピは子どもの時に読んでその大胆さに驚いた記憶があるのだけど、なんせ昔なので読んだことがないと同義ですね。
この映画は彼女が作家として成功する前の半生を描いているので、そんな私でも楽しむことができました。

アストリッドは18のときに子どもを出産するのだけど、しばらく一緒に暮らすことができない。子どもの父親にいつあの子を引き取りにいけるのと問い詰めるのだけど、父親はその部分にはハッキリとは答えずに曖昧にしたままでアストリッドに愛してるよとまあ言ってしまえば適当に返答する。その時の彼女の「もう付き合いきれない」って顔がすごい。
少し前まで頼られて弱ってる男に可愛らしさを見出していたのに、こんなに短い時間で女はあっという間に母になる。
女が元々痛みに強いわけじゃなく、毎月生理が来るから強くならざるを得ないだけ。
わたしの好きな女性の強さがこの一瞬のシーンで描き切られてて、すごいと思った。

やっと息子と暮らせるようになるのだけど、産まれてからずっと別の家族と育った息子はなかなか心をひらいてくれない。子どもにとっての新しい生活はシングルマザーだからとかお金がないからとか全く関係なくて、ただただ不安と不快でいっぱいなのだというのが結構な尺をとって描かれているのに好感をもった。
それは子どもの人権のために奮闘したアストリッドへのリスペクトでもあるのかな、と感じた。

偉業を成し遂げた人って世界にたくさんいると思うんですけど、例えばナッシュ博士とかホーキンス博士とか、この人たちほっといたらご飯食べなかったんじゃないか..?と思いませんか?それで私が女だからというのもあると思うんですが、その偉人よりも隣でご飯を食べさせた奥さんをリスペクトしてしまうんですよね。生活はつまらないし必死で乗り切っても誰も褒めてくれないけれど、コツコツと命を繋いだ先にやっと見えてくるものがあるかもしれないと思わせてくれるんです。
この映画はそういう日常生活をメインに描いていて、それってやっぱり女性のたくましさを伝えるにはそれが1番なんだという意図を感じて私は好きでした。

一つだけ気になったのは邦題かな。何故ファーストネームでもなくフルネームでもなく、彼女の後の夫の姓なのでしょう?
まあ何にも考えていないのかもだけど、せっかくの映画の出来なのにもったいないなと思いました。
(アマゾンプライムの特典、シネフィルwowowプラスで鑑賞)

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